裏銀座コース 烏帽子岳から赤牛岳を歩く 
2015年7月29日(水)~8月1日(土)
奥黒部ヒュッテ→針ノ木谷船着場→平ノ小屋→ロッジくろよん→黒四ダム→扇沢→七倉


4日目 新緑のイラスト
今回の縦走の最終日。天気は良好。管理人さんから、船着場までは2時間はかかるから2便の10:20発に乗るといいよと聞いて、朝ご飯をしっかり食べ、みんな朝7時半前後に出発しました。このコースを歩くのにあたって一番心配をしていたのは針ノ木谷船着き場までの登山道です。一般の登山者でも安全に歩けるか?修復を終えているか?と。情報が少なくて不安でしたが、水晶小屋で読売新道を登ってきた人から、整備が済んでスイスイ歩けるよと聞いて安心しました。ここからは、神戸から来た女性二人と一緒ですファイト


4日目コースタイムは5時間50分(昭文社による)
8/1(土)晴れ標高
奥黒部ヒュッテ - 7:30 1476m
針ノ木谷船着場 9:40 10:20 -
平ノ小屋船着場 10:35 - -
平ノ小屋 10:40 10:50 1470m
ロッジくろよん 14:30 15:00 1485m
黒四ダム 15:20 - 1450m
トロリーバス乗り場 15:40 16:05 -
扇沢 16:20 16:30 1420m
七倉駐車場 16:55 - -
奥黒部ヒュッテ 7:30発

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最初の橋に着くとイワナ釣りのおじさんがいました。

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おじさんは釣った岩魚を見せてくれました。

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得意げに岩魚を見せてくれたおじさんと別れて、針ノ木谷渡船場へ向かいます。
黒部川の右岸を歩きます。
最初は歩きやすい道でしたが・・・

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ひゃー、いきなり桟橋が・・・

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桟橋の上、下を覗くと大きな花が・・・
 ↑ onmouse 写真が替ります
オオバギボウシの花でした。この急傾斜地にビッシリ咲いています。

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見下ろすときれいな流れ

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梯子を下りて

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沢を横切って

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崩壊地の登山道の先にはまた梯子

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崩壊地の登山道・・・足元に注意!

何度も何度も急傾斜のハシゴを登り降りしていくと、
黒部川の流れがなくなり黒部湖の一番奥に到達。右岸を進みます。

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黒部湖

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クガイソウ

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ヤマホタルブクロ

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ハクサンオミナエシ
こんな道にも健気に花が咲いています

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どこまで下りるの?

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壊れた梯子のそばに新しい梯子

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崩壊箇所に渡した桟橋を進みます。
よくこんな場所に道を作ったものですね。
それも、雪崩で壊され、毎年、修復していると聞いてなおさらです。

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船着場の上に到着 9:40。 奥黒部ヒュッテの管理人さんが、
「対岸から双眼鏡で見ているから、船の乗り場で待っていないとダメだよ」と話していました。
下で待っている人がいるから大丈夫。時間までコーヒーブレイクしていました。

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針ノ木谷船着場

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渡し船 9:20

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針ノ木谷船着場

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船の上からのんびり景色を眺めています

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平ノ小屋へ物資運搬をしています

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10分ほどで平ノ渡し場に到着

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平ノ小屋


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河原にかけた小さな橋を渡って、
平ノ小屋からは今度は黒部湖の左岸に沿ってロッジくろよんまで進みます。

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またあった。高巻きの階段が・・・

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腕も足も疲労困憊。もう最後にしてほしい。一歩ずつゆっくり登ります。

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滝のように流れ出てる水でのどを潤し、元気を出して!

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ロッジくろよんが見えました。が、見えるもののまだまだ。湖岸を周ります。

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谷を最後ひと廻りと思っていたら、橋がかかっていました。ホッ!
少し登ったらロッジ到着です。
長い長い道のりでした。コースタイムよりずっと時間がかかりました。

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ロッジくろよん 14:30~15:00

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かんば谷橋

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黒四ダム 15:20

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観光放水による虹

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黒部湖の南に聳える赤牛岳と水晶岳。
歩くってすごい!あんなところから歩いてきたんだ。


16:05のトロリーバスに乗って扇沢へ。七倉まではタクシーで戻りました。
ブナ立尾根で出会ったご夫婦、烏帽子小屋で出会った京都の男性、81才のおじいさん、立山から薬師岳、水晶岳、赤牛岳と縦走し、「これで最後だから、トロリーバスの最終時間までゆっくり山を楽しんでから帰ります」と言って、ロッジくろよんでサヨナラした若者、そして、今日一日ご一緒した二人の女性。今回は多くの人との楽しい出会いがありました。きっと北アルプスのもっとも遠い山のパワーですね。天気にも恵まれ、すばらしい山旅でした。
来年は、若者が歩いたあの立山から薬師岳の稜線を歩きたいですウインク


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