礼文島を歩く・花めぐり
2013年6月20日(木)~24日(月)
- 6/20 羽田⇒千歳空港→札幌→稚内(泊)
- 6/21 稚内港~香深→スコトン半島・・・ゴロタ岬・・・鉄府漁港・・・礼文アツモリソウ群生地・・・浜中・・・礼文荘(泊)・・・久種湖畔散策
- 6/22 礼文荘→香深井・・・宇遠内入口・・・礼文滝・・・礼文ウスユキソウ群生地・・・礼文林道元地口・・・桃岩展望台・・・キンバイの谷・・・元地灯台・・・知床(泊) その1 その2
- 6/23 知床→内路・・・礼文岳・・・内路→香深→元地海岸・・・地蔵岩・・・メノウ浜・・・桃台猫台・・・桃岩近道・・・香深(泊)
- 6/24 香深~稚内→稚内空港⇒羽田
4日目 <礼文岳と元地海岸コース>
明け方3時30分。泊まった部屋の窓から見えた利尻山
民宿 知床
民宿裏の船着場
宿のおかみさんから「吉永小百合主演の映画、北のカナリアの撮影にたくさんこの辺りの建物が使われて、船の出入りもここからだったのですよ。」と聞きました。どんな映画だったのかしら?島から帰ったらDVDを借りて見ましょうか。
今日は礼文岳へ。7:20出発。香深まで宿の車で送ってもらい、香深フェリーターミナルからは7:45発のバスで内路まで行きます。荷物は今日泊まるペンションう~に~に届けてくれます。
礼文岳登山口8:12発
この裏の急坂を登っていくと内路見おろしに。振り返ると海が見えますが空はどんより曇り空です。
道はゆるやかになって樹林の中を行くとダケカンバのきれいな林になりました。足元にはマイズルソウ、ゴゼンタチバナ、ニョイスミレが群生して咲き、目を楽しませてくれます。ふつうはマイズルソウやニョイスミレが咲くころはまだハクサンチドリには早いのですが・・・。
ダケカンバの林
五合目、第1見晴らしと過ぎ、ハイマツ帯になると風が・・・すごい!
ニセ頂上では吹き飛ばされそう!頂上へ行かず引き返す人もいたが、あと少しとビュービュー吹く風の中を小さく屈んで頂上目指しました。
礼文岳山頂
ニョイスミレ
イソツツジ
ゴゼンタチバナ
↑ onmouse 少しアップした写真に替わります
マイズルソウ
登山口に到着11:40。バスを待ちながら、バス停で昼食。
12:28発のバスで香深フェリーターミナルに戻ると
13:15発の元地行きバスがあったので
計画にはなかった元地海岸コースを歩くことにしました。
終点の元地で降り、地蔵岩から桃台・猫台まで歩きます。
地蔵岩
地蔵岩
海岸に同じ株でピンクと水色の2色の花が咲いていました。
よく見ると蕾はピンクで花は水色です。珍しい!図鑑で調べましたよ。
ハマベンケイソウ
メノウ浜
海岸の斜面を彩るオオハナウド
海岸線の先に見える小さな岩が猫岩
↑ onmouse 猫岩だけアップした写真に替わります
桃台・猫台へ向かって車道を歩きます。何やら見つけたみたい。何でしょう?
ミズチドリです。こんな道路わきに咲いています。
センダイハギが見事です。
猫台・桃台駐車場14:25着
桃台・猫台からの景色
桃岩
あっ!ここから見た桃岩はホント桃のかたち
海岸から見た桃岩はいい!
民宿 知床で一緒だった男性に「元地からなら、歩いたほうが便利だよ」と教わり、帰りはバスに乗らずに歩きました。なるほど、バス時間を気にせず楽ちん。おまけにバス道にエゾスカシユリが咲いていたからラッキー!
付近にはレブンシオガマもネムロシオガマも、エゾカンゾウもチシマフウロも咲いていました。
エゾスカシユリ
エゾスカシユリ
エゾスカシユリ
ネムロシオガマ
↑ onmouse アップの写真に替わります
レブンシオガマ
桃岩トンネルを通り、香深への近道・桃岩登山道を歩いて宿へ向かいます。
今日の宿 ペンションう~に~到着15:50
礼文島1泊目の礼文荘は毛ガニ、魚の味噌焼き、ウニとボタンエビ他の刺身、もずく、野菜やき。2泊目の知床はネマガリタケ、タコの皮の佃煮、生タコの刺身、カジカのみそ汁、ウニ、煮物などでめずらしい献立が並びおいしかったです。3泊目はペンションなので洋風料理。ウニ丼もどき(ちゃんとウニですよ)、糠ホッケのカルパッチョ、鮭、スープ、ほかに思い出せないけど目先が変わっておいしかったです。
明朝、1便で帰ります。(1便でないとその日のうちに羽田に帰れないので)
フェリーターミナルまで宿の車が送ってくれました。
桃岩ユースホステルの見送り。踊って、手を振って、
船が見えなくなるくらいまで見送っていました。
香深港7:30発
稚内フェリーターミナル到着9:25
稚内でお土産を買い、12:15便で羽田へ。
花の浮島どおりに見事な花々でした。すばらしかったです。礼文岳は天気が悪く景色が望めず残念でしたが、計画しなかった地蔵岩や桃台・猫台に行けて、海側から桃岩を見ることができたのはとても良かったです。また訪れることができたら、次は8時間コースを歩いてみたい。礼文島のすばらしさをより感じられるのでは・・・と礼文滝を歩いて、海から桃岩を見て思いました。
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