礼文島を歩く・花めぐり
2013年6月20日(木)~24日(月)



礼文島概略図

利尻岳へ登ってから何年になるでしょう!
当時は利尻島と礼文島と一緒にセットで行くつもりでした。でも、調べると短い日数ではどっちつかずになってしまうことがわかって、利尻島だけにしたのでした。
毎年、毎年、今年こそと思うのですが、礼文島は遠くてなかなか・・・でした。
やっと念願かなって、この夏、花の島・礼文島を歩いてきました。 にっこり

稚内と利尻島・礼文島の位置関係をあらわした図


札幌から稚内までは都市間バスで行きました。
所要時間は5時間50分。1日目は稚内(泊)
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翌朝6:50発のフェリーで礼文島に渡りました。
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ゼンテイカ2日目 <スコトン岬から4時間コース>
香深(かふか)8:45着 いよいよ礼文島です。天気はくもり。今日はスコトン岬からゴロタ岬、澄海岬(すかいみさき)、アツモリソウ群生地、久種湖(くしゅこ)を巡る予定です。
港から宿の送迎車でまずは船泊の宿へ。そこに荷物を預けスコトン岬まで送ってもらいました。
宿のご主人が「2~3日前まで気温が高かったから、最初の花が終わってしまった。ちょっと寂しいかな。でも、ほら!チシマフウロが見ごろだよ。エゾカンゾウも咲き始めたよ」と。
さて、多くの花に出会えるでしょうか。


スコトン岬(9:55)
岬の先に見えるのはトド島
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スコトン岬をあとにゴロタ岬へ向かいます。
しばらくは車道を行きます。
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江戸屋山道は舗装されていて観光バスも走ります。
その道脇にはあふれんばかりに花々がさいています。
普通は山にしか咲いていない花が・・・
かがんで写真を撮っていたら、おしりが邪魔で観光バスがストップ。びっくり

この道を観光バスが走ります。
礼文のチシマフウロは花がいっぱいついていましたよ。
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センダイハギ
初夏に咲くレモンイエローの豆の花。今がさかりのようでどこにも咲いていました。
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レブンシオガマ
こんなにも群生して咲いているのを見るのは初めて。もちろんレブンシオガマは初めてですが・・・。

ヨツバシオガマでもこんなに群生しているのを見たことがありません。
白いレブンシオガマも咲いていましたにっこり
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トド展望台
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ゴロタ岬登山口 にっこり
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江戸屋からゴロタ岬へまっすぐ登る道
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センダイハギ
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ネムロシオガマ
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ゴロタ岬手前のお花畑
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ゴロタ岬
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振り返ってスコトン岬を望みます
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チシマフウロがきれい!ついつい立ち止まって。
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ゴロタ岬から澄海岬と金田岬を望みます。
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ゴロタ岬からスコトン岬を振り返ります。
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のびやかな景色と無造作に咲いている花々。礼文島に何度も通いたくなる気持ちがわかります。ウインク


ゴロタ浜へ
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エゾカンゾウ
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ゴロタ浜。 あまりの心地よさにのんびり、ゆっくりと。先を急がず、ここで昼食タイム(12:30)
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この浜も花、花、花、花のオンパレードです

ハマエンドウ
海岸に咲くマメ科の花で高山植物ではなかったですねウインク
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オオバナノミミナグサ
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ヒオウギアヤメ
どうして海岸沿いに咲いているのでしょう?不思議ふしぎ。
尾瀬のヒオウギアヤメを思い浮かべてしまいます。
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エゾカワラナデシコ
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小屋
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小屋前に軽トラックが。なにやら仕事中。
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海岸一帯に咲いているオオハナウド
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カンチコウゾリナが群生
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↑ onmouse マウスをのせて見て下さいカンチコウゾリナのアップ写真に替わります。


澄海岬まで行くつもりが、時間がなくてやむなく鉄府分岐からショートカットしてレブンアツモリソウ群生地に向かうことにしました。礼文島北西部にある4つの美しい岬、スコトン岬、ゴロタ岬、稲穂岬、澄海岬。その一つの青い透明な海の澄海岬を見ないなんて・・・エーン、エーン


鉄府分岐(13:35)
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分岐を登ったところから鉄府漁港を見下ろします

鉄府漁港と澄海岬方向
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ゴロタ岬方向
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振り返り澄海岬(すかい)方向を眺めます
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レブンアツモリソウ群生地入口(14:05)
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園内木道の様子
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斜面のほうは花が終わって閉鎖されていましたが、
北側の木道でまだ見られました。
ミズチドリ、クゲヌマランも園内に咲いていました。

レブンアツモリソウ
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レブンアツモリソウ
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ミズチドリ
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クゲヌマラン
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レブンアツモリソウ群生地から今日の宿・礼文荘まで歩きました。
浜中バス停から久種湖畔にある礼文荘までは歩いて20分。
地図で見ると離れているように見えましたが意外と近かったです。
最終バスの時間を気にしないですみました。

浜中バス停
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礼文荘15:08着
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澄海岬をショートカットした分、早く着きました。
まだお日さまが高いので、ひと休みしてから久種湖畔散策に出かけました。

礼文荘前の高台から眺めた船泊の集落と金田岬
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久種湖(くしゅこ)
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久種湖畔
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湖畔の散歩道
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最北の島、冬の厳しい姿が想像できないほど夏の礼文島はたおやかな丘が連なり、その丘には貴重な高山植物の花々が咲いていました。まるでハルジオンのようにさりげなく道端に咲いてたのが印象深いです。都会でハルジオンを摘む人はいないでしょう。礼文がいつまでも今日の姿であってほしいです。ウインク


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