白馬岳(2932m)・雪倉岳(2390m)・朝日岳(2418m)
2010年7月22日(木)~26日(月)


20分ほど登って振り返ると朝日小屋が小さく見えました。山の影と小屋にあたる太陽の日差しとのコントラストが印象的でした
朝日小屋


ウサギギク・アイコン 三日目

朝、小屋を6:05出発。朝日岳を目指します。山頂までは50分ほどのコースタイムです。今日もたくさんの花に出合えますように。。。そう願い、登り始めて30分。クチバシシオガマを見つけました。タケシマランも見つけました。はじめての花です。それだけでもうワクワク。イワショウブではなく、よく似ているヒメイワショウブの花も咲いていました。今日も楽しい山歩きになりそう。ウインク

コースタイムは7時間(昭文社による)
7/25(土)晴れ標高
朝日小屋 6:05 2150m
朝日岳 7:10 7:15 2932m
吹上のコル 7:45 2220m
花園三角点 9:45 10:15 1754m
白高地沢出合 11:20 11:40 1360m
兵馬の平 12:40 1330m
蓮華温泉 14:30 1470m
タケシマラン ヒメイワショウブ クチバシシオガマ


朝日岳山頂の写真朝日岳山頂 7:10着 広々とした山頂から小蓮華山、白馬岳、旭岳の雄姿を眺め、遠くに立山、剱岳を展望したら、一休みして出発。吹上のコルへ向かいます。吹上のコルで日本海へと向かう栂海新道を左に分け、五輪尾根を行きます。



こ蓮華山・白馬岳・旭岳・立山・剱岳のパノラマ写真
山頂からの展望

つなみ新道は日本海へ抜ける長い登山道、その分岐点と五輪尾根の写真


写真
振り返って朝日岳を見る


シモツケソウとハクサンシャジンの写真 セリ科の花の写真
シモツケソウとハクサンシャジンとセリ科の花

吹上のコルを過ぎ、まだところどころ雪渓が残る登山道。ゆっくりのつもりがついつい先を急いでしまいますが、ここも花、花、花。いろいろな種類の花が咲いていました。


写真
五輪の森、青ザクにて。風に揺れるシロウマアサツキとタカネマツムシソウとセリ科の花

湿原の木道に沿ってワタスゲが白い穂を揺らしてる
ワタスゲ


花園三角点はコースタイムからこのあたりの筈だけど・・・。そう思いながら木道をまだかなまだかな?と進みます。花園三角点は見つからず、とっくにお腹も空いて足も疲れて、もう休みたい。木道横の朽ちかけたベンチで休憩をとりました。コーヒーをいれゆっくりと休んだ後、湿原から樹林に入り、カモシカ坂を白高地沢まで下りました。白高地沢には勢いよく泡沫を立て流れる上に鉄パイプの仮橋が架かっていました。仮橋の先では橋の工事が進められていましたよ。ここからまた登りです。がんばりましょう!


オオサクラソウ写真 ヒオウギアヤメ写真 ランの写真
オオサクラソウ と ヒオウギアヤメ と ラン

ツルアリドオシの白い花とトキソウの写真

写真
やっと兵馬の平に到着 12:40


登山口へ最後の登り140m。覚悟していた登りは案外すんなりと。ちょっぴり余裕? ところが鉱山道分岐からキャンプ場をへて蓮華温泉駐車場までが長いこと長いこと、くたくたになりました。
蓮華温泉駐車場 14:30着。
一面に咲くというハクサンコザクラには少し早かったようですが、天気に恵まれ、多くの種類の花にめぐり合え、静かな山歩きができて最高の3日間でした。とてもいい山です。また来る時は白馬大雪渓を登り、雪倉岳、朝日岳を巡り、北又へのコースを歩いてみたいです。


今夜は下里瀬温泉に宿泊。明日はおまけで姫川源流・親海湿原と居合湿原に立ち寄り帰宅します。

一日目へ  二日目へ


ホームへ戻る 日本百名山一覧へ戻る 山歩き一覧へ戻る


Copyright(C) M&Rの山歩き!