中央アルプス縦走　２００５年８月４日（木）〜6日（土） 木曽駒ヶ岳　　　宝剣岳　　　空木岳 宝剣岳（2931ｍ）2日目 【登山日】 ２００５年８月５日（金）　 【参考ｺｰｽﾀｲﾑ】 ６時間３０分(昭文社より） 【コース】 天狗荘5:55→宝剣岳6:10→三ノ沢岳分岐6:48→極楽平→島田娘7:06→濁沢大峰7:57→檜尾岳9:17→熊沢岳10:41→東川岳12:30→木曾殿山荘13:10 ■ ４：３０起床。Aさんに「朝焼けがきれいだよ〜」と声をかけられ、急いでカメラを持って小屋の外に出た。 日が昇る瞬間のワンチャンス、何枚か撮り小屋に戻る。朝食の準備をしながら、夕べ、稲妻が光った窓の外に目を向けると稜線には多くの人たちがいた。朝焼けの一瞬を狙って真剣なまなざしだ。 ■ 5：55天狗荘出発。宝剣山荘の前からいきなり急な岩峰に取り付く。三点支持で慎重に岩場の宝剣岳を登る。危険、危ないの言葉はどこがへ消えさり、空中散歩は楽しい。この高度感がたまらなく好きだ。山頂までは僅か１５分程。登っている時は夢中で・・・山頂に着いてホッとしてあたりを見渡すと木曽駒ヶ岳が聳え足元には千畳敷が見下ろせた。空木岳は遠くはるかに、いくつかの山の向こうにあった。 宝剣岳天狗岩と三ノ沢岳 宝剣山荘前から見た宝剣岳 宝剣岳への岩場の登り 三点支持で慎重に。 山頂より木曽駒ヶ岳・天狗荘・宝剣山荘を望む 宝剣岳山頂　６：１０ 宝剣岳山頂より縦走開始！ ■ 縦走開始！三ノ沢分岐・極楽平・島田娘・濁沢大峰・檜尾岳・熊沢岳・東川岳といくつものピークをアップダウンを繰返していく。歩けども歩けども空木岳ははるか遠くだ。 三ノ沢分岐より降り返って見た宝剣岳 三ノ沢分岐から眺める三ノ沢岳。お花畑が見事らしい。 極楽平 早くどいてよ！山の番人 番人の向こうに檜尾岳 熊沢岳手前の岩場は慎重に 東川岳へあと一歩の登り ■ 登山道にはお目当てのコマウスユキソウが咲き、タカネツメクサ、ハクサンフウロなど多く花々が疲れを癒してくれた。木曾殿山荘を下った義仲の力水への道はタカネトリカブト、トモエシオガマ、オオカサモチ、ミヤマアキノキリンソウなど数々の花が咲いている。 ■ 東川岳山頂に着いたのは１２：３０。１20ｍ下れば小屋だがここでもひと休み。、 予定では駒峰ヒュッテまで頑張っていく予定だったのだが疲労困憊のため、駒峰ヒュッテの予約をキャンセルして木曾殿山荘に泊めてもらうことにした。 木曾殿山荘着１３：３０。 ベンチでボーっと眺めていると目の前に聳えている空木岳を登っていく登山者が何組もいた。若い人たちは元気があるんだと感心して眺めていた。やがて、遠くに雷の音が聞こえてきた。、昨日の再来？！と不安が脳裏をかすめた。今登っていった人は大丈夫だろうか？今日は雷が近づいてこなくて良かった。 土曜日とあって小屋は満員。ひとつの布団に二人で寝る状態だったがまだいい方らしい。 東川岳を下る。木曾殿山荘が見えてきた。 木曾殿山荘　１３：３０ 　戻る　　次へ