北海道山旅 2007年7月4日(水)〜8日(日)
|
|
4泊5日で大雪山旭岳・十勝岳・後方羊蹄山に登る予定で北海道にやってきた。1日目は旭岳温泉の大雪山山荘にお世話になった。 宿泊者はギンザンマシコの撮影をしに長崎からいらしたご夫婦、稚内から南下してドライブを楽しんでいらっしゃる老夫婦、旭岳からトムラウシへ縦走する男性二人、そして私たち夫婦の8名。皆さん活き活きとしていらっしゃった。山荘のおばさんは元気よく、よく喋る。嬉しいことに朝一番のロープウェイに合わせて朝食を準備してくれた。 翌朝は5時に朝食を済ませ山荘を出発すると、乗場には大勢の人がいた。縦走する登山者はもちろん、大口径のレンズを装着した鳥写真愛好家が多かったことには驚いた。 夕焼けがきれいだったのに、ロープウエイは始発から運行を見合わせとの事、しばし待つが諦めて予定を変更、十勝岳へ向うことにした。 |
|
|
1時間30分近く走り望岳台に着く。風は強いが登ることにした。歩きはじめて30分ほど、まだ8時台なのに大勢の人が下山してきた。十勝岳山頂まで登って下りてくる時間ではない。多分、風が強くて引き返してきたのだろう? 雲ノ平分岐で前を歩いていた3人が美瑛岳へ縦走していくと私たちのほかに登山者がいなくなってしまった。不安になりながら、とにかく避難小屋までと行こうということになり歩いて行くと下ってきた男性に出会った。 声をかけて様子を尋ねる。息を弾ませて「ケルンまでは風の通り道で強い風が吹いているが、山頂付近はそれほどではなかったですよ」と。。。話を聞いてホッとして、それからは、ケルンまでケルンまでと言い聞かせて、強風の中、登りきった。 |
頂上まであと少し 10:09 |
山頂 11:10〜25 |
山頂の風はまた一段と強い。 風を避けて岩の陰でひと休みするが、ガスがかかってきたので おにぎりをほおばるだけでさっさと下山することにした。 ケルンから下の登山道にはメアカンキンバイが咲いていたっけ。そう、登りでは、この黄色い花たちからいっぱい元気をもらった。マルバシモツケの白い花一面にが咲いていたっけ。イワブクロも咲いていたよ。 風も止んできたから、ザックからカメラを取り出して、今晩は麓の宿の予定だし、ゆっくり可憐な花々を写真に撮りながら下山を楽しんだ。。 |
メアカンキンバイ |
|
大雪山 12:07 |
雲ノ平分岐 13:30 |
||
望岳台付近からの展望 |
望岳台へあと一歩。 14:15 天気も回復し、登り終えた充実感でいっぱい。避難小屋で出会った男性に感謝! |
|||
明日は、大雪山旭岳へ。二晩目は温泉民宿「林道」でお世話になった。 若い奥さんとたけのこ採りが大好きなご主人のアットホームな宿。温泉が大変気持ちがよい。。 ビールのつまみにと添えてくれたネマガリタケの煮物がとてもおいしかった。 一緒に宿泊した男性3人は、早朝から十勝岳を目指したが強風のため途中で断念して戻ったそうだ。 ロープウェイ運行中止がっかりしていたが、かえってラッキーだった? |