塩見岳3052m)
2008年7月12日(土)〜13(日)
豊口山登山口から塩見小屋へ(1日目)



塩見小屋から見た塩見岳(山頂は見えないが・・・)中央・奥に荒川岳を望む


登山日 2008年7月12日・13日
標高差 1252m
参考コースタイム (昭文社による)
1日目 6時間50分
2日目 7時間20分
コース 1日目
6:45 林道駐車場
7:25 豊口山登山口(1800m)
9:52 豊口山分岐
10:18〜10:42
三伏峠(2590m)
11:56〜12:29 本谷山(2658m)
14:05 塩見小屋(2766m)
     2日目
5:12 塩見小屋
6:15〜6:26 塩見岳・東峰(3052m)
8:03〜8:25 塩見小屋
9:52〜10:00 本谷山
11:04〜11:40 三伏峠
13:23 豊口山登山口
14:08 林道ゲート
塩見岳概略図


夕食を済ませて自宅を出た。時計の針が翌日に変わる頃、SAで朝まで眠り、早朝登山口へと向かった。

駐車場 6:45 少し登りの林道をてくてくと・・・
駐車場が対岸に見えるけどまだまだ着きません(>_<) ここまで40分。ようやく豊口山登山口に到着。7:25


三伏峠までおよそ3時間(標高差790m)のコースタイム。急登もなんのその元気いっぱい! 
今日は調子がいいな〜んてo(^o^)o 

でも、調子がいいのはそれも歩き始めて2時間までのこと。水場辺りは辛かった〜。足元に咲いていたオサバグサの可憐な白い花に励まされ、水場で冷た〜い水を飲んで元気を取り戻して、
さあ!三伏峠までもうひとがんばりだ。
塩川小屋からの登山道との分岐付近から見た仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳・北岳
三伏峠に到着 10:18

ここからは三伏山、本谷山を越えて、権右衛門山の中腹を緩く登っていく。塩見小屋まであと標高差180mと気楽に構えていたら、樹林の中を登って下って、また登って下る。立ち枯れが目立つ明るい林になり塩見岳がやや近づいてきたかに見えたが、登山道はぐるりと遠巻きについていて、塩見岳はまだまだ相当先のようだ。まだ下る。鞍部の権右衛門沢源頭の水場から最後の登りにかかる。急登だ。登りきると塩見新道との合流点。やっと塩見小屋に到着。長〜い長〜い道のりだった。

三伏山から見た塩見岳
本谷山へ向かう途中、塩見岳を眺める。左奥は左から北岳・間ノ岳・農鳥岳
塩見小屋到着 14:05



宿泊の手続き時にトイレと水の説明を受けた。
トイレブースで便座袋を一回ごとに使うトイレで宿泊者には3枚が配られた。足りない人は1枚百円でわけてくれる。利尻岳と違い、個々で持ち帰らなくていいのは大いに助かったが、山から下ろすのは大変だろうな〜。利尻岳では日帰り登山だったので使わずに下山して今回が初体験になった。
ここでは水も貴重。
水はひとり500mlのペットボトルに1本分けてくれた。もちろん自分のペットボトルに注ぎなおしてペットボトルは返却する。不便に聞こえるが、当たり前のことと思う。簡素な小屋だがきれいだった。

一緒の時間に小屋に着いた登山者たちは山頂に向ったが、私たちは明日、山頂を目指すことにして今日はもうここでゆっくりすることにした。なんて軟弱なんでしょうね。
間ノ岳・北岳に続く稜線を眺めて飲んだコーヒーは最高!
晴れてきて、明日は最高の良い天気になりそうだ。

塩見小屋前にて


塩見小屋より見る塩見岳から間ノ岳へ延びる稜線(左奥が間ノ岳)
塩見小屋より見る白峰三山と甲斐駒ヶ岳(左から甲斐駒ヶ岳・北岳・間ノ岳・農鳥岳)


夕焼けに染まる塩見岳
仙丈ヶ岳と夕焼け

2日目へ


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