飯豊山2128m)
2008年7月31日(木)〜8月3日(日)
1日目 くもり 東京9:24発つばさ・・・米沢12:26発米坂線坂町行・・・小国14:40発小国町営バス⇒飯豊山荘15:38着
2日目 雨のちくもり 飯豊山荘→梶川峰→扇ノ地神→門内小屋→北股岳→梅花皮小屋
3日目 くもり 梅花皮小屋→御西小屋→大日岳→御西小屋
4日目 晴れ 御西小屋→飯豊山→三国岳→御沢→川入14:30発バス⇒山都15:40発磐越西線・・・会津若松16:13発・・・郡山18:34発やまびこ・・・東京


飯豊本山より大日岳に続く稜線を眺める。左奥・雲のかかった山が大日岳。



標高差 1720m
参考コースタイム 1日目 9時間20分
(昭文社による)2日目 7時間50分
3日目 10時間
第1日目 
3:55 飯豊山荘
6:40 湯沢峰
9:55〜10:05 梶川峰
11:10〜11:30 扇ノ地紙(合流点)
12:10 門内岳
13:45〜13:50 北俣岳
14:15 梅花皮小屋
第2日目
5:30 梅花皮小屋
6:30 烏帽子岳
7:50 御手洗ノ池
9:55〜10:10 御西小屋
11:40〜12:15 大日岳
13:40 御西小屋
第3日目
4:00 御西小屋
5:10〜5:15 飯豊山
5:30〜5:45 本山小屋
7:15〜7:30 切合小屋
8:45〜9:00 三国岳
9:50 地蔵山西分岐
峰秀水
10:25 横峰小屋跡
11:40 御沢
11:50 ゲート
12:20 川入


新潟・山形・福島の3県にまたがる飯豊連峰、最高峰の大日岳と主峰・飯豊本山を目指す。山形の小国町・飯豊山荘登山口から梶川尾根を登り、福島県側の川入登山口に下山するコースを2泊3日で辿る。縦走は幾度か経験したけれど、周回コースをとらないのは今回が初めて。荷物は重く、道程は長いが、ワクワク心が弾む。


米沢駅で米坂線に乗り換える 米沢駅弁当


バス終点・飯豊山荘前  バスの発車を待つ人々 小国駅と飯豊山荘の夕食

夜明前に山荘を出発。同じ時間に宿の玄関をでた男性2人は身軽なザック姿で大ー尾根の登山口に向かって行った。私たちは寝袋・食料を入れた大きなザックを背負い梶川尾根を登る。登山道は登山ショウキランの写真口から、いきなり急登、ヘッドランプの灯りを頼りに登り始める。
空が白んできて、やがて、低くたれこんだ雲から雨粒が落ちてきた。湯沢峰まで2時間40分。さらに、滝見場、五郎清水へと急な斜面を登る.。滝見場では雨で全く景色が望めなかった。が、その先、登山道脇にひっそりショウキランが咲いているのを見つけた。上高地で見かけて以来だから、嬉しくてカメラが濡れないように傘をさし、薄暗い中で珍しいショウキランを写真に収めた。花の盛りが過ぎていたのが惜しかった。



五郎清水
水場は登山道から60m下る。(標高差25m)

虫がブンブン、うるさいほど飛んできた<`ヘ´>
マウスをのせて見てください。↓
8:50 雨が止んで山々が霞んで見えてきた。
登山口の
飯豊山荘が眼下に小さく見える。


梅花皮滝
滝見場では見えなかったが梶川峰の手前で見え始めた。

石転び沢の雪渓
急な尾根を登りきって

梶川峰 9:55
ここから扇ノ地紙(丸森尾根と梶川尾根の合流点)まで稜線にお花畑が続く。
← マウスをのせて見てください。

キンコウカの群落


ミヤマリンドウ、イイデリンドウ、クルマユリの他に、イワイチョウ、ハクサンフウロ、ヒメサユリ、オオコメツツジ、エゾホソイ、カンチコウゾリナなど多くの花が咲いていた。

ミヤマリンドウ イイデリンドウ クルマユリ
扇ノ地神着 11:30
 門内小屋が見えてきた。
門内岳山頂着 12:10
 門内岳から門内小屋を振返ってみる
門内岳から北股岳へのなだらかな稜線
稜線に咲く花々


北股岳への登りは今日の目的地・梅花皮小屋への最後の登りだ。ニッコウキスゲ、イブキトラノオ、ハクサンシャジン、シロバナハクサンシャジン、タカネマツムシソウ、タカネヨモギ、トモエシオガマ、、タカネナデシコ、バイケイソウなど、多種類の花が咲いている。御西小屋から来た女の人が、御西小屋付近は「今年は雪解けが遅くて雪がいっぱい残っていて危ないところがあるから気をつけて!雪解けが遅かったお陰でお花畑がみごとですよ。」と教えてくれた。ここも、こんなに咲いているのにもっと御西小屋あたりは見事と聞いて、明日が楽しみだ。雨が降りませんように。。。

 マウスをのせて見てください →

ハッコウダシオガマ

梅花皮小屋まであと少し。

マイクとカメラ、機材を背負った
福島放送のキャラバン隊とすれ違う。

梅花皮小屋手前から見る石転び沢の雪渓



梅花皮小屋着 14:15
水場は小屋のすぐそばにある。
水は勢いよく流れ出ていて、冷たくてとてもおいしい!
夕食はカレーライスとサラダ。

宿泊者が少なく、濡れたレインスーツやザックカバーなど干すスペースがあり、ゆったりと泊まれて良かった。

2日目へ 3日目へ




ホームへ戻る 日本百名山のページへ戻る 山行一覧のページへ戻る