北沢峠から仙丈ヶ岳(1泊2日)
2025年8月20日(水)~21日(木)
1日目 北沢峠~小仙丈ヶ岳~仙丈小屋     
2日目 仙丈小屋~仙丈ヶ岳~小仙丈ヶ岳~北沢峠

【一日目】
仙丈ヶ岳は20数年前に登ったのですがあいにくの天気でガスの中の登山。回りの景色は見えなかったので、いつかもう一度登りたいとずっと思っていました。その時は北沢峠の長衛荘に泊って甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳をピストンしたのですが、今はそんなパワーはありません。夏の終わり、天気も良さそう。小屋に空きがあったので仙丈小屋泊りで出かけることにしました

コースタイム 3時間36分
行動時間 5時間25分
距離 4.1キロ
8/20(水)晴 標高
戸台パーク(仙流荘) - 6:01
北沢峠 6:45 7:20 2037m
2合目 8:00 - 2174m
3合目 8:30 8:55
5合目(大滝ノ頭) 9:35 9:45 2521m
6合目 10:15 10:30
小仙丈ヶ岳 11:10 11:35 2864m
8合目 12:00 -
仙丈小屋分岐 12:30 -
仙丈小屋 12:45 - 2890m
登山道概略図

前日19日の午後自宅を出て、南アルプス林道バスが発着する戸台パーク駐車場に向かいます。戸台パークより静かな方がよいと手前の道の駅 南アルプスむら長谷で車中泊。翌朝、6時5分発の一番バスに乗るために早朝、戸台パークに向かいます。駐車場で朝食のお握りを食べていると乗車券売り場に長い列が…。支度を整え列の後ろに並びます。3台目のバスに乗れました バスは50分ほどで北沢峠に到着。


戸台パーク駐車場
後ろの山は鋸岳


バス乗り場に並ぶ人たち バス出発 6:01
お盆を過ぎた平日だから空いているのですね


北沢峠着 6:45
バス停前のこもれび山荘 7:20出発


左の建物がトイレ
その奥は戸台パーク行きバス待合所


トイレ横の登山口ではなく
林道を少し歩いた先の登山口から登り出します


40分程で2合目に到着 8:00


樹林の中を…


ジグザグに急登を登って行きます


3合目に到着 8:30 小屋泊まりだからとゆっくりここでひと休み
お握りを食べていると親子4人が登ってきて同じくひと休み
下の男の子は小学3年生。初の3000m峰だそうです。
山頂を目指してはいるけど無理かな~?とお父さん


根っこが張り出す道


4合目に到着 ここは休まずに進みます


石がゴロゴロする急登


さらに登って行くと

大滝ノ頭(5合目)に到着 9:35
ここまでのコースタイム2時間。いいタイムで歩けています。ここでもひと休み


大滝ノ頭
小仙丈ヶ岳へと馬の背ヒュッテへの道の分岐です


足元にひっそりと咲くセリバシオガマ


ガレ場の急登を一気に登ります

6合目に到着 10:15
森林限界を超え展望が開けました。振り返ると甲斐駒ヶ岳が、右手(南東)には鳳凰山と北岳が見えてきました。大きい!


6合目


甲斐駒ヶ岳


鳳凰山と北岳


小仙丈ヶ岳へ


登山道を振り返ると
甲斐駒ヶ岳、仙水峠、栗沢山、アサヨ峰
眼下に北沢峠が見えました
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ズームしたら長衛小屋のテント場が見えました


秋の訪れを感じるナナカマドの真っ赤な実


ヤマハハコ

小仙丈ヶ岳に到着 11:10
大滝ノ頭からコースタイム1時間のところ1時間30分かかりました でも、順調! 今日は小屋泊まりだからまあ、いいかな。ゆっくりひと休み


小仙丈ヶ岳山頂


南アルプスの女王 仙丈ヶ岳が目の前に…!
小仙丈カールを抱えて、かっこいい!


北岳 間ノ岳 塩見岳(山頂部に雲がかかっている)

休憩終えて、いよいよ仙丈ヶ岳へ。コースタイムは1時間だけど…。山頂までの稜線を目で追うとまだまだ長い。1時間では無理でしょう!今日は時間に余裕があるから大丈夫と仙丈ヶ岳へ向かいます


山頂へ延びている尾根道
ガスが湧いてきました


大きな段差の岩場にはクサリが…


クサリ場の先の大きな段差の岩場を
慎重に下って


ハイマツ帯を登ります


8合目


8合目を越えるとザレ場の急登になりました
疲れもピーク。呼吸を整え一歩づつ登ります


仙丈小屋分岐に到着 12:30
ガスが湧いて山頂からの景色が望めないようなので無理することもないと
明日の天気に期待して、今日は小屋へ向かうことにしました


仙丈小屋が見えました


雷鳥


仙丈小屋に到着 12:45


到着するとガスが一瞬とれて仙丈ヶ岳と藪沢カールが現れましたが
再びガスに包まれてしまいました

標高差1000m近い登りはきつかった。今日は小屋泊り、休み休み登って来たのですが、昼食前に到着しました。小屋の前で昼食を食べていると小屋の前を人が行き来します。それも何人も。水を汲んできているのかな?私たちは渇水で水がないと2日分の水を背負ってきたのだけど…
仙丈小屋の人に聞いたら「渇水していたけれど、お盆前後の雨で水場が復活しました。水量は多くはないけれど…」とのこと。ガックリ しっかり確かめなくちゃ!
ガスが晴れたら山頂に行こうと待つがガスは濃くなるばかり。小屋前から見えるはずの鋸岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰山も雲の中。ちょっぴり残念な小屋泊りになってしまいました。明日の朝は晴れますように!

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