帳付山(1619m)・社壇乗越から往復
ちょうづけやま
2020年11月10日(火)
1日目 諏訪山  2日目 帳付山

2日目 帳付山
帳付山は関東百名山の一つで諏訪山と谷を隔てた東の山です。地形図に天丸山(1505m)の名前はありますが、帳付山の名前はなく1619mの標高のみです。三角点の有無に関係するのかな 昨日は諏訪山のヤツウチグラ手前で引き返してきてしまったので、今日の帳付山はなんとか山頂まで行きたいと宿に朝食を早めてもらって出発しました

コースタイム 6時間05分
行動時間 6時間30分
 距離 7.9キロ
11/10(火)晴れ 標高
社壇乗越 - 8:15
馬道のコル 9:30 -
帳付山山頂 11:05 12:00 1619m
馬道のコル 13:30 -
社壇乗越 14:45 -
登山道概略図
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野栗沢沿いを走って行くと尖がった山が見えてきました。ガイドブックによると大山、天丸山、焼山だそうです。馬道のコルから先の県境尾根は、登山道が不明瞭なのでルートファインティングが必要だそうで、不安が掻き立てられます。カーブした道を走って行くと車が2台ほど停められる駐車スペースがありました。その先にカーブミラーがあったので「ここ!」と標識を確かめて駐車。支度をして出発します。


社壇乗越の駐車スペース


すぐ先のカーブミラーが登山口です


天丸山右の道標に従い、道路を左に折れて登って行きます


昨日と違って道幅が広く歩きやすい
コルまでは馬道を歩いて行きます。
馬道はかつて武州と結んだ交易路で荷駄が通った道です(埼玉側は廃道)


気持ち良い道


落ち葉を踏んで歩きます


ほら!きれい!


ここで道が少し急になってきました。
右方向へ登って行きます


「天丸山自然環境保全地域」の標識
かつてはここが天丸山の登り口だった?


真っ赤に染まったモミジ


黄色の落ち葉もいっぱい。見上げたら、この木。何の木?
気になって調べたら・・・タカノツメでした
(北海道から九州の低地や山地、やせ地に多い)


コル手前で振り返ると樹間に天丸山が見えました


馬道のコルに到着 9:30 県境尾根に出ました。
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尾根を西へ進みます。
ここからはピンクのテープを見落とさないように進みます


ヤセ尾根
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 四八五の石標があるピークには気づかず通り過ぎてしまったらしい
帳付山が見えるところにきました


前に大岩が立ちはだかり、左に回り込んで行くと


つぎはまっすぐ下に岩場を降ります


その先も要注意!


ここが一番の難所でした


ロープは張ってあるけれど・・・
どうやって降りようか!?


木を跨いだものの・・・足が届かず宙ぶらりん
足場を見つけて何とか通れました


難所を過ぎると急な登りに


長い登りが続きます


帳付山山頂に到着 11:05~12:00


山頂は木立の中で展望はありません。

誰もいない山頂、山頂から少し先の岩棚でゆっくり昼食にします  
ここからは、諏訪山、御座山、八ヶ岳、浅間山、妙義山が望めました。


山頂少し先の岩棚

<山頂少し先の岩棚からの展望>


手前は昨日歩いた諏訪山、中央左が御座山、中央一番奥に雪を被った八ヶ岳


左奥に八ヶ岳、右奥に浅間山
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浅間山


西上州の山々


右から倉門山、大山、天丸山

展望を楽しんだら、早々に下山開始します。


馬道のコルまではこんな岩場が・・・


ゆっくり慎重に下って行きます


馬道のコルに到着 13:30


天丸山登山口分岐に戻ってきました


静寂な山道


ザック、ザックと落ち葉踏みしめて歩きます
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ホオノキの葉がいっぱい


赤、橙、黄の競演


大きなモミジ、小さなモミジが真っ赤に色づいて


カラマツは黄金色に輝いています


道路が見えて


社壇乗越登山口に到着です 14:45


登山口から眺めた帳付山

今日は無事に山頂まで行ってこられました。馬道のコルからのルートファインティングは、心配に及ばす、目印のピンクのテープがしっかりついていたおかげで、コースタイムより早い時間で歩くことができました。関東百名山も残すところ4座(諏訪山、大室山、神山、天上山)になりました。来春はふたたび諏訪山へ。そして、丹沢・大室山へ登りたいな。春が楽しみです
それと今日は山の中で誰とも出会いませんでした。山登りを始めて初めてのことです

諏訪山へ

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