シャクナゲ咲く飛龍山と和名倉山へ
2016年5月23日(火)~24日(水)
1日目 飛龍山  2日目 和名倉山


シャクナゲの花2日目 和名倉山
誰もいない小屋は静かで快適、ぐっすり眠れました。水を汲みに出ると鳥の囀る声が聞こえてきました。今日も良い天気です。コーヒーを沸かし簡単な朝食を摂って出発します。テントのご夫婦も出発です。にっこり


2日目コースタイム 10時間40分
行動時間 8時間30分
5/24(水)晴れ標高
将監小屋 - 6:30 1740m
山の神土 7:00 - 1872m
西仙波 7:55 8:00 1983m
東仙波 8:25 - 2003m
川又分岐 9:25 - 1920m
二瀬分岐 9:40 - 2000m
和名倉山山頂 9:55 10:00 2036m
二瀬分岐 10:20 - 2000m
川又分岐 10:25 - 1920m
東仙波 11:35 12:15 2003m
西仙波 12:30 - 1983m
山の神土 13:15 - 1872m
将監小屋 13:35 13:45 1740m
ムジナノ巣 14:20 - 1600m
牛王院下 14:35 - 1465m
三ノ瀬登山口 - 15:00 1260m

小屋を出発します

防火帯の脇の道を登ります。


小屋の前からひと登りで将監峠に着きます。右へ進むと昨日登った飛龍山へ。今日は左方向の笠取山・雁坂峠方向へ向かいます。ここは雲取山から甲武信岳への縦走路で、和名倉山へは山ノ神土で縦走路と分かれます。

写真
将監峠に到着

写真
七ツ石尾根との分岐

写真
平坦な笹原ですが・・・

昨日、テントのご夫婦から熊を見たのは山ノ神土付近と聞いていたからドキドキですくま
ベルを鳴らし、ラジオをつけて、笛をもって・・・

写真
山ノ神土に到着。
左は笠取山、甲武信岳方面。ここで縦走路から分かれ右の東仙波、白石山方面へ進みます。

写真
笹が生い茂った斜面
「人が通りますよ~」とクマへあいさつ、笛を吹いて歩きだします。


展望が開けました。気持ち良い道。正面のピークを巻いて行きます。

写真

ピークを越えて振り返ったら、なんと素晴らしい景色!遠くに富士山が・・・にっこり
写真
↑ onmouse 写真が替ります
大菩薩の奥に、大きく、くっきりとにっこり

写真
リンノ峰の手前で早くもシャクナゲがでてきました。
シャクナゲの花は華やかですね♪にっこり

写真
このピークがリンノ峰。西側を巻いて行きます。

写真
狭くて暗い樹林の中。
道はしっかりついていました。

写真
仙波のタルはこの辺りかな?
明るい尾根通しを進みます。


花ざかりのシャクナゲシャクナゲイラスト
昨日登った飛龍山もハゲ岩から山頂までシャクナゲロード、日当たりのよいところは咲いていましたが、山頂付近はまだ蕾も多かったです。今日はなんとなんと見事に咲いています。昨日より花付きも良いみたい。登山道は一面シャクナゲ。歩けどあるけどシャクナゲ。シャクナゲのトンネル。くぐって、進んで気がつくと西仙波に着いていました。

写真
シャクナゲ

写真
シャクナゲ
↑ onmouse 写真が替ります 見事でしょ

写真
シャクナゲのトンネルをいくつもくぐって
↑ onmouse 写真が替ります

写真
西仙波に到着
ここでひと休みしました。

写真
シャクナゲ

写真
シャクナゲ

写真
東仙波手前

写真
アセビの花がいっぱい

写真
手前のピークが東仙波

写真
南に昨日登った飛龍山
↑ onmouse 写真が替ります
やはり富士山に目が・・・

写真
ここでやっと和名倉山が。。。ゆったりして大きくて立派です。

写真
東仙波から歩いてきた稜線と西御殿岩、唐松尾山方向を振り返ります

写真
東仙波に到着。ここから北方向へ進みます。少し下って、

写真
緩やかに登り返すと
↑ onmouse 写真が替ります
白樺がきれいな道になりました。

写真
東に雲取山

写真
望む和名倉山はまだまだ遠いがっくり


吹上ノ頭あたりもシャクナゲがきれいに咲いていて、和名倉山もシャクナゲの山ですね。
一旦下って、樹林の中に入ると林業が盛んだった頃に使われていたものなのでしょう。ワイヤーや機械の一部らしき残骸があちこちに放置されていました。足を引っかけないように・・・


写真
苔むし鬱蒼としたこの辺りが八百平?

写真
川又分岐まで来ました。山頂まではもうひと頑張り。

写真
二瀬分岐 秩父湖方面との分岐です。

写真
この辺りが千代蔵ノ休ン場?芽生えたカラマツの緑が鮮やかです。

写真
山頂手前。赤テープを目印に苔むした倒木を踏み越えて・・・

写真
原生林の中の和名倉山山頂に到着!

山頂の三角点
クマに出遭わずホッ!
長い道のり歩けてホッ!
思わず二人でハイタッチ!やったー

時計を見ると10時。
昼食は展望が良いところがいいなぁとすぐさま山頂を後にしました。


吹上ノ頭を巻いているあたりで今日初めて登山者に出遇いました。年配のご夫婦でした。今朝、三ノ瀬のみはらし民宿から登ってきたそうです。6時に登り始めて日帰りだそうです。すごいな!昨日聞いたクマの話をしたら、「カモシカじゃないですか?」とあっさりかわされて、「そうかも・・・」となんか頷いてしまいそうに。「お気をつけて!」と別れてから、幾分気持ちが楽になりました。
東仙波で大きな富士山を眺め、ゆっくり昼食を摂ってから、大展望を楽しみ、シャクナゲのトンネルをくぐり、小屋まで戻りました。小屋に置いた荷物を詰め直し三ノ瀬登山口へ。


写真
みはらし民宿には15時に到着。
計画より2時間も早く戻れたのでまっすぐ自宅へ帰ることにしました。おばさんの言っていた通りになりましたにこっ
飛龍山、和名倉山、どちらも道のりは長かったですが、天気にも恵まれ、奥秩父の静寂さと山深さにふれ、またかつての人々の営みを感じとることができた楽しい山歩きでした。
シャクナゲのこの時期、お勧めですよ。ウインク


1日目 飛龍山へ

ホームへ戻る 山歩き一覧へ戻る

Copyright(C) M&Rの山歩き!