谷川岳馬蹄形縦走 
2016年7月11日(月)~12日(火)
1日目 谷川岳~蓬峠  2日目 蓬峠~土合橋P


2日目ニッコウキスゲ・イラスト 蓬峠~七ツ小屋山~清水峠~朝日岳~笠ヶ岳~白毛門~土合橋P

朝起きて外に出ると雲一つありません。最高の山日和になりそうです。しっかり朝食を摂って、朝露に濡れないようレインスーツのズボンをはいて5時30分ヒュッテを出発します。



2日目コースタイム 8時間35分
行動時間 11時間30分
7/12(火)晴れ標高
蓬ヒュッテ - 5:30 1529m
七ツ小屋山 6:30 - 1675m
清水峠 7:30 7:45 1448m
朝日岳 10:35 10:50 1945m
笠ヶ岳 12:25 13:05 1852m
白毛門 13:55 14:00 1720m
松ノ木沢ノ頭 14:55 - 1484m
土合橋P 17:00 - 680m
小屋の鐘
無事に歩き通せますように!

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七ツ小屋山目指して歩きだします。ファイト

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小屋から15分でシンゴヤノ頭分岐

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足元には露に濡れた花たちが・・・

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七ツ小屋山へ伸びている登山道

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歩いていくと登山道の両側に途切れなくニッコウキスゲが咲いていました。
朝日に輝いてキレイ!です。

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さらに進むと今度はイブキトラノオの花畑になりました。

七ツ小屋山から男性二人が下りて来るのが見えました。反時計回りで歩いている人たちがいたのですね。
夕べは清水峠でテント泊。水場が枯れていて びっくり 残り500ccのペットボトルで歩いてきたそうです。蓬峠の水場の様子を聞かれました。


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七ツ小屋山到着。
三角点がありました。歩きだして1時間ほどなので休まずに通過。

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歩いてきた稜線を振り返ると
緩やかな笹原の稜線の向こうに谷川岳が・・・雲に隠れてしまってます。

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頂上から少し下って大源太山分岐に到着です。 6:35

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清水峠の手前の小湿原を見下ろします。

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谷川岳方向に目を向けると雲が晴れて、くっきりと
ここから望む谷川岳とても形がいいですね。

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こちらのほうもガスがとれて、朝日岳が望めました。
ジャンクションピークへはどう登っていくのでしょう?

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大源太山
上越のマッターホルンで知られているそうですよ。

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清水峠が見えてきました。

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背丈ほどの笹原を下っていくと
清水峠に到着。


ここまで2時間。送電線監視所の横で、ちょっと休憩してエネルギー補給します。
朝日岳から続く稜線の向こうに平らな山容の山が見えました。もしかして、あれは巻機山?

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送電線監視所

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白崩避難小屋

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振り返って、清水峠と七ツ小屋山を望みます。

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アップダウンを繰り返してジャンクションピークを目指します。

あっ!人が・・・。軽いリュックに半ズボンの若い男性があっという間に下ってきました。朝6時に土合を出たそうです。すごいなぁ!お気をつけて!日帰り縦走にトライする人が多いみたいですね。


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巻機山へ続く稜線

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シジミチョウ 
ひらひら ひらひら、群れて舞っていました。

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オニアザミ

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ホソバコゴメグサ


ここからは登りだけねと見上げていたら、今度は女性が一人下りてきました。
見た感じ少し年齢が上だったから、日帰りで縦走?と尋ねたら「いいえ。朝4時30分に土合を出て、今日は蓬峠から土樽へ下りる予定です。ここから蓬峠まで3時間で着きますか?土樽駅15時半頃の電車に乗りたいのだけど・・・」と。「すご~い!お気をつけて!」
よし、がんばろう!元気をもらってまた登ります。傾斜はきつくないので登りやすかったです。

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ジャンクションピークへ

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巻機山への分岐 
ジャンクションピークに到着 10:00

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なだらかな稜線の先に山頂が見えました。

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朝日ヶ原の池塘
左に武尊山 右奥は赤城山

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木道を爽やかな風が吹き抜けます。
足元には小さなタテヤマリンドウが咲いています。

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正面が山頂です。
何度も立ち止まりつつ振り返りつつ、朝日ヶ原をゆ~っくり歩いて。

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ここが宝川への分岐、先に水場があります。

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風にそよぐニッコウキスゲ。

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朝日岳山頂まではもうちょっと。バックはジャンクションピークです。

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朝日岳山頂
↑ onmouse 写真が替ります

山頂で出会った女性。「朝6時に土合を出て、この朝日岳まで日帰り登山です。毎年花を楽しみにここまで来るのですよ。今年は花がたくさん咲いていますよ。」そう言うと、さっさと水を汲みに下りて行きました。70才ですって!ビックリ!秋もよさそう。ここに小屋があったらなぁ~。


<朝日岳山頂からの展望>

左手前は笠ヶ岳。谷の向こうに谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳、
なだらかな稜線の先に七ツ小屋山、右端は三角錐の大源太山
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<朝日岳直下のお花畑>

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ホソバヒナウスユキソウ
↑ onmouse 写真に替ります

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イワオトギリ

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カトウハコベ

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マルバシモツケ

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タカネトウウチソウ

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イブキジャコウソウ

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ヒメシャジン

朝日岳山頂から笠ヶ岳へ下り始めたすぐの斜面は一面お花畑。
風が通り抜けるから暑くなく、花たちも風にそよいでいる。
登ってきてよかったにっこり


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振り返って見た朝日岳山頂

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大烏帽子に向かう

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大烏帽子を越えるとまた次のピークが・・・小さな三角錐が小烏帽子かな?

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小烏帽子?を越えて、やっと笠ヶ岳が近づいてきた。

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こんどこそ笠ヶ岳山頂だ

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山頂下はニッコウキスゲのお花畑

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黄色一色に染まっています

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青い避難小屋に到着

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笠ヶ岳山頂
若いトレランの男性がLunch休憩中。これから朝日岳を往復するそうです。
「どこかできっと追い越されますね」と言葉を交わして、私たちもここで昼食にします。

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朝日岳

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名残惜しいけど白毛門へ向かいます。

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アップダウンを繰り返し、振り返って見た笠ヶ岳、朝日岳。
もうこんなに下ってきました。

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白毛門山頂に到着
↑ onmouse 谷川岳の写真に替ります
今年は雪が少なく、一ノ倉沢の雪渓もさびしいくらい。

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土合の登山口まで1000mの標高差。
コースタイムは2:25
登山口に17:00を目標に焦らず、ゆっくり下りるとしましょう!

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岩場を下って見上げると凄~い迫力の白毛門が
2004年に白毛門に登ったけれど、こんなスリリングだったっけ?!

後ろに人の気配、振り向くと笠ヶ岳でLunchしていた若者でした。やっぱりねにっこり
スルスルスルっと岩場を滑り下りて行きました。クサリ場なんだけどなぁ~ウインク

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ジジ岩・ババ岩

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松ノ木沢ノ頭

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松ノ木沢ノ頭から白毛門を見上げます

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ヒノキノウロ

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カケス
ジャーッ、ジャーッ しわがれた声でした。目が鋭いですね。

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白毛門登山口到着 16:45

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東黒沢のこの橋を渡ると駐車場です。やったー


今朝、出会った若者に東黒沢の橋で、再び会いました。もう下りてきたの?それも西黒尾根を下ってきたのですって!11時間で馬蹄形を縦走。私たちは蓬峠からここまで11時間かかっているというのに。すごい!
駐車場に着くと、あらまあ!土樽へ下りると話していた女性とバッタリ会いました。「電車に間に合いましたか?」と聞いたら、「蓬峠までは長くて・・・。先を歩いていた人も調子が悪かったらしくて、一緒に清水峠から下りてきたのですよ 冷や汗」ですって。。。ちょっぴりホッ!
朝日岳が素晴らしかったです。いつか、また訪れたいけれど、日帰りするには遠すぎますね。だからこそ、あの景観とたくさんの花々が残っているのでしょう sラストイラストイラスト
今度は、万太郎山、仙ノ倉山、平標山への谷川主稜線を歩いてみたいです。


1日目 天神平~蓬峠

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