早月尾根を登って剱岳へ 
2015年9月26日(土)・27日(日)
早月小屋→剱岳→早月小屋→馬場島


二日目 カエデのイラスト
今日は剱岳へ登り、馬場島登山口まで下ります。
天気は晴れの予報だったはずですが・・・。曇天の空、今にも泣き出しそうな気配です。


2日目コースタイム 9時間10分(昭文社による)
行動時間 10時間45分
9/27(日) 曇りのち時々晴れ標高
早月小屋 - 5:30 -
2600m地点 6:40 - 2600m
2800m地点 7:30 - 2800m
劔岳山頂 8:30 9:05 2999m
2800m 9:50 - 2800m
2600m 10:45 - 2600m
早月小屋 11:45 12:30 -
三角点 13:35 - 1920m
1000m地点 15:45 - 1000m
馬場島 16:15 - 750m


薄暗い出発時の早月小屋前



5:30 小屋の前から登り出します。


30分ほどで2400m地点。


樹林を抜けると、色づく木々の先に岩壁があらわれました。


岩稜帯


ハイマツの岩場を三点支持で慎重に。


色づいた山肌に心が和みます


ナナカマドの赤い葉がきれいです


6:40  2600m地点


剱岳山頂が霞んで見えます。


一歩の段差が大きくて、手と足使ってよいこらしょ!


見上げれば、岩場の急登が続きます。


草紅葉がきれいです。険しい登りが続きます。


登山道を振り返ってみました。


9:50  2800m地点
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ここから難所がはじまります


雲かかる奥大日岳


早月尾根
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振り返ると早月小屋が小さく見えます。


大きな岩場が近づいてきました。


次々と岩場が・・・。
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岩の上でライチョウがジッとこちらを見ていました にっこり


いよいよ核心部。ここが獅子頭の鎖場


足元に気をつけて慎重に通過します。
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下山時に撮った写真


獅子頭


獅子頭を通過すると、剱沢からの登山コースの平蔵ノ頭が間近に見えました。
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カニのハサミ・クサリ場
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カニのハサミを登り切ると分岐標識がすぐそこに見えました。


分岐標識より見る立山側の大展望


8:30 山頂 

山頂からは爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳と後立山連峰がくっきり望めました。白馬岳こそ雲の中でしたが大展望です。登り切りましたよ。頑張りました。嬉しい!
ホッとしてひと休みしているうちに、辺りは一面ガスにつつまれて、何も見えなくなってしまいました。ガックリ。
少しくらい待っても晴れそうにありません。長丁場の下りが待っているので早々に下山します。



下り始めて、なんと急な道を登ってきたのか・・・。


岩場を下り終えたあたりから、日帰りの若者たちとすれ違います。


こんなにチングルマの穂がたくさん・・・。
必死で登っていたから、周りが見えていなかったのですね。
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チングルマの果穂


橙・黄色・赤に染まった草木


赤いナナカマドがきれいでした
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色鮮やかなナナカマド


オオカメノキも雫に濡れてつややかです


黄葉したミネカエデ


赤くなったミネカエデ


11:45 早月小屋着 小屋前で昼食を済ませ 早月小屋発 12:30発
16:15 馬場島着。無事下りてきました。今晩は上市の湯神子温泉(泊)
早月小屋に宿泊していた人は数えるほどだったけれど、早月尾根を登ってくる人が大勢いたのには驚きました。日帰りでこのコースを登るのですから凄い!「早月尾根なら日帰りできる」と夏、奥黒部ヒュッテで同室だった人が言っていたけれど・・・。
1600m地点で私たちを追い越していった若者は朝4:30に馬場島を出たそうです。「これに懸けていたから」と話していましたが、やっぱり凄い!
2日目、山頂から馬場島まで下った標高差2240mは本当にキツかったです。


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