光岳(2591m)
2009年7月11日(土)~12(日)
易老渡~イザルガ岳~光小屋~光岳山頂~光石~光小屋~易老渡
コースタイム(昭文社による)9時間30分
| 7/11(土)曇時々晴 | 着 | 発 | 標高 | 
|---|
| 易老渡 | 6:01 | - | 880m | 
| 面平 | 8:24 | - | 1494m | 
| 三角点 | 11:00 | - | 2254m | 
| 易老岳 | 11:42 | - | 2354m | 
| 静高平 | 14:10 | 14:22 |  | 
| イザルガ岳分岐 | 14:29 | - |  | 
| イザルガ岳 | 14:42 | 14:40 | 2540m | 
| イザルガ岳分岐 | 14:55 | - |  | 
| 光小屋 | 15:10 | 15:30 | 2500m | 
| 光岳山頂 | 15:45 | - | 2591m | 
| 光石 | 15:55 | 16:15 |  | 
光小屋 | 16:50 | - | 2500m | | 7/12(日) 晴 | 着 | 発 | 標高 | 
|---|
| 光小屋 | - | 5:57 | 2500m | 
| 静高平 | 6:10 | - |  | 
| 易老岳 | 7:38 | - | 2354m | 
| 三角点 | 7:55 | 8:20 | 2254m | 
| 面平 | 9:25 | 9:31 | 1494m | 
| 易老渡 | 10:34 | - | 880m | 
 
いつもの通りに金曜日の夜に自宅をでる。高速道路のSAで一晩過ごし4時24分、松川ICで下りる。矢筈トンネルを抜け、国道152号に出て、上島トンネルの上を通り、下栗集落、北又渡を経由して易老渡の駐車場にいたるが、道は狭く、カーブが多い。下栗集落は急傾斜の山の斜面に家々が建っている。こんな山深いところに集落があるのには驚いた。車は曲がりくねった道を走る。
易老渡Pまで1時間30分程

易老渡駐車場

この橋を渡って行く
 

いきなり急登の登山道

檜の樹林が美しい面平
 
易老渡登山口からはいきなり急登が始まる。歩き始めて1時間でひと休みする。再び歩き始めると20分ほどで面平に着いた。面平までのコースタイムは2時間だから、早く到着した。今日は順調。
面平を過ぎてほどなく、若い男性が身軽な足運びで私たちを追い越して行った。登山口を8:30に出発してきたのだそうだ。

三角点へ向かう登山道。ここからまた急登だ

木漏れ日を浴びた赤い花?が目を引く

樹林の下にひっそり咲くキソチドリとコチョウラン

三角点(2254m)を通過

易老岳山頂(2354m) 11:42
 
 昼食にするには景色がいい所がいいと少し先に進む。イザルガ岳が見えてきて登山道でおなかも空いてきたので、とりあへず、おにぎりを食べる。

昼食を済ませた所からホンの少し下ると開けた場所にでた。
光岳も見える。こんなことなら、ここまで頑張ってきてから昼食にしたのに・・・残念!

三吉平へ向かう。シダの緑とバイケイソウの緑が鮮やかな登山道を行く
地図に書いてある岩稜のコルや三吉平の案内板がなく、あとどのくらいかつかめないまま、気がついたら静高平への涸れた沢筋の登山道を登っていた。ゴロゴロした登山道は登りにくいし、キツイ。その上、クマまでが こわ~い!面平を過ぎた辺りで私たちを追い越して行った若い男性が石を鳴らしながらもう下ってきた。「上の方でクマに出合った人がいるそうですよ。」と教えてくれた。易老渡~光岳山頂まで4時間で登り、これから上河内岳まで行くのだそうだ。すご~い!ラジオのスイッチを入れボリュームを最大に。鈴はさらに鳴らして・・・小屋を目指した。静高平までとにかく頑張ろう。
こわ~い!面平を過ぎた辺りで私たちを追い越して行った若い男性が石を鳴らしながらもう下ってきた。「上の方でクマに出合った人がいるそうですよ。」と教えてくれた。易老渡~光岳山頂まで4時間で登り、これから上河内岳まで行くのだそうだ。すご~い!ラジオのスイッチを入れボリュームを最大に。鈴はさらに鳴らして・・・小屋を目指した。静高平までとにかく頑張ろう。

静高平に到着!。大沢岳、兎岳、聖岳を望む

水場。水が流れているときはここで水を汲んできてくださいと書いてあった

一面に咲くイワカガミ

イザルガ岳分岐。正面に見えるのが光岳

イザルガ岳山頂到着 14:42 
360度の展望が素晴らしい!!!

イザルガ岳山頂からの展望

イザルガ岳から見た光岳と光小屋

センジヶ原を行く。光小屋はもうすぐ

光小屋に到着 15:10。小屋に荷物を置いて山頂に向かう。小屋から山頂までは30分ほど。光岳山頂到着 15:45。樹林に囲まれた小さなピークで展望はないが樹林越しに聖岳や兎岳が望めた。山頂の西側に光岩が尾根に突き出ていて「光岳」の名のいわれとなったそうだ。ミヤマムラサキの花が咲いているかな。見に行こう!

樹林越しに聖岳、上河内岳を望む

光岩

ミヤマムラサキ

ミヤマムラサキ
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光小屋とイザルガ岳と富士山
小屋は宿泊者6名でゆったりと泊れた
中はとてもきれいで管理人さんご夫婦はとても親切で感じが良かった

小屋から見た日の出
光岳、てかりだけと読む。名前は素敵だがあまり興味がわかなかった山だったが、キツイ1711mの標高差を登ってきたら思っていたよりず~っとずっといい山だった。樹林の中にはひっそりとランの花が咲いており、静高平から光岳山頂へかけてはミツバオウレン・コイワカガミ・ゴゼンタチバナ・マイズルソウ・ネコメソウの仲間・ニリンソウ・サラサドウダンなどなど高山の花が想像以上に一面に咲いていた。そして管理人さんから「光石にミヤマムラサキが咲いているよ。」と聞いて光石まで行ってみたら、ホント白い岩にかわいい水色の花がいっぱい咲いていた。疲れていたけど、行ってよかった。そして、南アルプスの緑深い景色をまた眺めることができて、またひとつ好きな山が増えました。