八ヶ岳 (2899m)
2002年9月1日(日)〜2日(月)

美濃戸山荘→行者小屋→阿弥陀岳→赤岳→横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸山荘


登山日 2002年9月1日・2日
標高差 1189m
参考コースタイム (昭文社による)
1日目 5時間35分
2日目 4時間50分
コース
7:40 美濃戸山荘(1710m
9:55 行者小屋(2350m)
11:10〜11:20 中岳のコル(2640m)
11:50〜12:10 阿弥陀岳山頂(2805m)
12:40〜12:45 中岳のコル
12:55〜13:45 中岳
14:50〜15:10 赤岳山頂(2899m)
15:40 赤岳天望荘
6:05
7:30〜8:00 横岳山頂(2829m)
8:50〜9:15 硫黄岳(2742m)
10:20〜10:45 赤岳鉱泉(2210m)
12:10 美濃戸山荘


早朝に自宅を出発して八ヶ岳にやってきた。1泊2日の登山。山頂の山小屋泊まりの登山は嬉しい。小屋は粗末だけれどそこに流れるゆったりとした時間と山の空間にいる感覚が好きだ。今回は赤岳天望荘に向かう登山道ではじめてブロッケン現象に出合った。また、この日は諏訪湖で花火大会が開かれていて小屋から見下ろすと打ち上げ花火がまるで線香花火のように見えたのが忘れられない。

美濃戸山荘から南沢を歩き出す。川を渡って沢を離れ樹林帯の急坂を登る。ひたすら登ると河原に出た。大同心が正面に見えて山がグッと近づいてきた。行者小屋に着くと大同心、小同心、横岳、赤岳 中岳 阿弥陀岳の大展望が目の前に繰り広がっていた。ここまで2時間15分。天気に恵まれ気分爽快だ。


行者小屋 9:55
行者小屋前から見た赤岳 行者小屋前から見た中岳・阿弥陀岳

阿弥陀岳へはザックを中岳コルに置いて空身で登った。岩場で急登なので手も使って登るから足が楽に感じる。山頂でこれから向う主峰の赤岳、岩峰続く横岳、夏にはコマクサが咲くという硫黄岳の展望を充分堪能してから中岳のコルへ戻る。中岳で昼食。いよいよ赤岳山頂へと向う。山頂は目の前なのに体が非常に重く、、息が切れ、なかなか進まず、山頂までは遠い。歩幅は靴の幅。ゆっくりゆっくり喘いで登る。

阿弥陀岳山頂 11:50

阿弥陀岳から主峰赤岳・岩峰続く横岳を望む。

中岳から赤岳への登山道


赤岳山頂到着14:50。富士山、北アルプス、金峰山をはじめとして秩父の山々が見渡せた。こんな上天気にはめったにめぐり合えない。赤岳天望荘へ下っていく途中でガスの切れ間に差し込む陽でブロッケン現象が現れた。へばっていた事を忘れて、「山はいいなぁ〜」な〜んてネ。単純"^_^"

赤岳頂上小屋


赤岳山頂14:50
ブロッケン現象を撮った写真
ブロッケン現象

↑ マウスをのせて見てね。
赤岳山頂より赤岳天望荘とその向こうに横岳を望む

赤岳の肩にかかる夕焼けに染まった富士山、槍ヶ岳、穂高岳のシルエット、夕焼けがキレイだった。


朝日が照らす阿弥陀岳山頂
雲海に浮かぶ富士山


眼下に広がる諏訪の町
ちょうどその日は諏訪湖の花火大会だった。
夕食を済ませ、小屋から諏訪湖を見おろすと、
大輪の花火がまるで線香花火に見えた。

赤岳山頂に頂上小屋 そして赤岳天望荘 小屋出発6:05

小屋から、横岳、硫黄岳、赤岩ノ頭までの稜線歩きでは富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、立山、剣岳、美ヶ原、後立山連峰、連なる山々が360度見渡せた。

横岳7:30 硫黄岳8:50

美濃戸山荘12:10着。

原村のもみの湯で汗を流し帰宅。


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