穂高岳(3190m)
2007年9月18日(火)〜22日(土)

18日 自宅→梓川SA(車中泊)
第1日目 19日 梓川SA4:35→松本IC4:38→沢渡P5:00着→上高地→涸沢小屋(泊)
第2日目 20日 涸沢小屋→北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘
第3日目 21日 穂高岳山荘→奥穂高岳→前穂高岳→岳沢ヒュッテ→上高地→奈川温泉(泊)
22日 奈川温泉→野麦峠→自宅



上高地から涸沢小屋へ(1日目)
涸沢小屋から見た前穂高岳山頂 17:30



登山日 2007年9月18日(水)
標高差 およそ800m
参考コースタイム 6時間(昭文社による)
コース
6:40 上高地
7:35〜7:45 明神
8:40 徳沢
9:45〜10:20 横尾
11:30〜12:15 本谷橋
14:10 涸沢小屋

穂高岳は20歳代に一度登ったことがある。横尾までの道程がとても長かったことと、何もわからずに右足はここ、左足はここと言われるままに岩場をよじ登ったこと、北穂高小屋の手前でバテてしまったことのみ記憶に残っている。あの時は若かった。上高地から北穂高小屋まで一日で登ったのだから。さて今回は・・・。

写真
猿の群れとすれ違う
登山道概略図

河童橋から明神へ向う途中に移動中の猿の群れとすれ違った。「珍しい!」と思わずシャッターを押したのがこの写真。赤ちゃんを連れた猿、子連れの猿以外は警戒する様子がなく一定の間隔をとり次々とやってきた。
その数の多さに、「何かあったら!?」と逆にこちらのほうが警戒してしまった。後で思うと、カメラを引っ込め可愛い赤ちゃん猿を撮らなかったのは惜しい。

徳沢へ向う道
写真
上高地から横尾までは3時間の道程だ。写真のように平坦な道が続き、対岸には明神岳を望んで澄んだ梓川の流れに沿って行く。


明神岳
写真
写真
明神館 7:45
写真
梓川の流れと常念岳


紅葉にはまだ早く、秋の花も終わり、登山者が少なく静かな山歩きが楽しめる。

横尾までの登山道に咲いていた花 

  フジアザミ ・ コウシンヤマハッカ ・ ノコンギク ・ マイズルソウの実
フジアザミの写真 コウシンヤマハッカの写真 ノコンギクの写真 マイヅルソウの実の写真


横尾に到着(9:45)。まっすぐ進めば槍ヶ岳へ、。穂高岳・涸沢へはこの横尾の大橋を渡って行く。およそ1時間で本谷橋に着き(11:30)、ここで昼食にする。
沢の流れはとても綺麗だが上に涸沢があるから飲むのは・・・チョッと。。。

横尾 9:45 
写真
屏風岩
写真
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本谷橋 11:3012:15
写真
本谷橋すぐの登山道


本谷橋から涸沢小屋までは2時間。涸沢ヒュッテが見えてからの1時間が長かった。ヒュッテと小屋とどちらに泊ろうか?思い巡らし、少しでも山頂に近い方が明日は楽かな!?と分岐で涸沢小屋方向に進む。石畳の道の先に小屋は見えているのに遠い。切れる息を整えながら一歩一歩登る。ようやく小屋に到着! 14:10
写真涸沢小屋と涸沢岳・尖った涸沢槍 写真涸沢ヒュッテとテント場 写真荷揚げのヘリコプター


小屋では荷揚げのヘリコプターの到着で大忙しだった。受付は「チョッとお待ちください」・・・と。
私たちの予想が外れて涸沢ヒュッテより涸沢小屋のほうが宿泊者が多い?ヒュッテは穂高岳がよく見えるそうだが、小屋のテラスから見ていると次々とこっちの方に人が登ってくる。平日のそれもまだ紅葉には早い時期なのに小屋はいっぱい。布団一枚で一人だったからまあよかったけれど・・・。こんなに込んでいるとは想定外、やはり皆にとっても憧れの穂高岳なのですね。

写真前穂高岳に射す夕日 17:38


写真
涸沢小屋のテラスにて。奥に常念岳を望む。
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涸沢小屋テラスのランプと夕焼けに染まる前穂高岳 17:55

明日はいよいよ北穂高岳・涸沢岳を登り、そして穂高岳山荘まで。。。

2日目へ


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