幌尻岳2052m)
2008年7月23日(水)〜27(日)
1日目 曇り 羽田空港17:00発〜千歳空港→札幌(泊)
2日目 曇り 札幌駅北口7:00⇒林道ゲート→北海道電力取水施設→幌尻山荘
3日目 晴れのち曇り雨 幌尻山荘→幌尻岳山頂→幌尻山荘
4日目 晴れ 幌尻山荘→北海道電力取水施設→林道ゲート⇒札幌駅北口→札幌(泊)
5日目 晴れ 札幌→千歳空港19:25発〜羽田空港





標高差 1552m
参考コースタイム 1日目 4時間
(昭文社による)2日目 7時間10分
3日目 3時間40分
第1日目 
11:40 林道ゲート(400m)
13:20〜13:45 北海道電力取水施設
16:05 幌尻山荘(950m)
第2日目
6:03 幌尻山荘
7:37〜7:45 命の水
10:10〜10:25 幌尻岳
12:10 命の水
13:21 幌尻岳
第3日目
5:53 幌尻山荘
7:42〜8:00 北海道電力取水施設
9:43 林道ゲート
幌尻岳概略図

 1.渡渉が不安
 2.熊がいる?

林道終点。車はここまで。この二つが心配だったので、今回は初めて旅行会社のツアーに参加して幌尻岳に登った。(参加者は11名、ガイド1名、添乗員1名総勢13名)

札幌駅北口7:00集合、マイクロバスで平取町の林道ゲートまで向う。前日までの大雨で土砂崩れあったとか、平取町の幌尻登山案内施設で復旧するのを待つが、「状況がわからないからとりあへず現地に向う」と添乗員の説明があった。通行止めだったら?川は増水していないか?と不安がよぎる。林道をかなり進んでいくとパワーショベルが行く手で作業中。ドキッ!復旧が終了寸前だったようで、無事、土砂崩れ場所を通過できた。
登山口の林道ゲートに11:40到着。
ここから1時間50分の長い林道を歩き出す。。

少し遅れて他のツアー団体も大きな荷物を背負って林道を歩き出す
途中の国定公園案内板
糠平川に沿って、緑の中は心地よい。。
長い長い林道を私たちはガイドさんの計らいで身軽な格好で歩けて楽ちん、楽ちん。。
北海道電力取水施設に到着 13:20

ここで登山靴から滑らない渓流用の靴に履き替えて
濡れても大丈夫なように身支度を整る。
北海道電力取水施設をいよいよ出発!

滑らないように慎重に!右岸沿いの登山道を行く
「ストックは上流側に突いて!」とガイドさんの声
水かさは普段より多いらしい。
ここは深いぞ。流れも急だ。
腰まで水に浸かっちゃった。
添乗員さんとガイドさんが渡してくれた長い棒につかまって。
大滝に到着。ここでひと休み。
川の水は冷たくて気持ちがい〜い
膝より下なら難なくスイスイ。
小屋が見えた。
幌尻山荘に到着 16:04


ツアーを申し込んで届いた案内の必携リストに登山靴と沢シューズの2足が必要とあったので沢シューズとは?調べてみた。
沢靴は値段が高かった。ウ〜ン、一回きりだからもったいないね。と。よく探したら手頃な渓流用の足袋がネットで見つかった。これでいいと決めて宅配便ですぐに送ってもらった。かっこは悪いけれど、滑らなくて重宝した。

他にも履いていた人がいました(^_-)-☆
いろいろな沢靴 フェルト足袋


夕食は小屋の外のテーブルでカレーライス。大きな鍋でサトウのご飯を温める。各自持参のつまみを広げて、ビールで乾杯。私は、大きなやかんで沸かしたお湯で温かいコーヒーとレモンティーもいただく。今日は「楽しかった\(^o^)/」「気持ちよかった(*^_^*)」とみんな満ち足りた笑顔。
夕食を終えるころ雨が落ちてきた。明日は幌尻岳登山。晴れますように。


朝6:00出発。

歩き始めて1時間15分、左手に戸蔦別岳が見えてきた。

命の水まであと少し。


命の水 7:37

冷たくておいしい!
登山道を外れて下る

ガイドさんの案内を聞く。
眼前に山頂(写真の左上)を
眼下に北カールを望む。

歩いて来た稜線を振返ってみる。
お花畑の中を登っていく。
今年は花が早く咲いてしまったそうだ。それでも斜面には
チシマフウロ、イワヒゲ、オオタカネバラ、ナガバキタアザミ、ミヤマアズマギク、ムカゴトラノオなどたくさんの花が咲いていた。

初めて見た小っちゃな赤い花、この花はなあに?足が止まってハ〜イ、パチり。後で、ガイドさんにチシマツガザクラと教えてもらった。ピントが合っているかな〜チョッと不安。

命の水に咲いていたエゾノオオレイジンソウ 樹林の中に咲いていた小さなリンネソウ エゾシオガマ ハイオトギリとエゾヒメクワガタ

エゾツツジ エゾウサギギク チシマツガザクラ
神奈川から参加の男性、この幌尻岳で日本百名山完登達成!ご自身で立派な完登記念を用意していらした。
おめでとう!!!

幌尻岳山頂到着 10:10

山頂手前からガスがかかってきた。。
雲が早いか、私たちが早いか!?
急いだけれど・・・
幌尻岳山頂から東カールを見る

山頂で記念写真を撮っていたらポツポツと雨が落ちてきた。カッパを出すや、まもなく本降りに。
カメラをザックにしまいこんでひたすら、山荘めがけて下山。(残念ながら写真無し
幌尻山荘13:21着。
翌朝、5:50に山荘出発、濡れたままのフェルト足袋を履き歩いてきた道を戻る。糠平川の水かさは減っていてガイドさんと添乗員さんが渡してくれた長い棒の登場場面もなく、気持ちがいい糠平川の渡渉を楽しんでいる間に北海道電力取水施設に到着した。
帰り道はあっけなかった。
初のツアー参加で登った幌尻岳、良いガイドさんの案内と明るい人たちとご一緒して、とても楽しい山歩きとなりました。

札幌駅北口で皆さんと別れ、熱気ムンムンの大通公園・ビアガーデンで乾〜杯!
札幌に夏お出かけになったら、是非、ビアガーデンに一度どうぞ!楽しかったです。。




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