利尻岳(1721m) 2007年7月25日(水)〜28日(土)
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1日目 |
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羽田空港9:45→稚内空港11:35→フェリーターミナル・・・稚内港15:30〜鴛泊港17:10・・・宿 |
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2日目 |
山頂は |
利尻岳登山 |
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3日目 |
のち |
島一周巡り→鴛泊港16:00〜稚内港17:40→宿 |
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4日目 |
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稚内公園→ノシャップ岬→宗谷岬→稚内空港14:50→羽田空港16:50 |
登山日 |
2007年7月26日(木) |
標高差 |
1499m |
参考コースタイム |
8時間(昭文社による) |
コース |
4:00 |
鴛泊登山口 |
5:15〜5:25 |
五合目 |
6:40〜7:00 |
第二見晴台 |
7:15 |
長官山 |
7:30 |
避難小屋 |
8:00〜8:05 |
九合目 |
8:35 |
沓形分岐 |
8:55〜9:45 |
山頂 |
12:35〜13:05 |
長官山(昼食) |
14:10 |
五合目 |
15:20 |
鴛泊登山口 |
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朝3:30。.栃木からいらしたご夫婦と一緒に宿の車で利尻北麓野営場・登山口に送ってもらった。 |
利尻北麓野営場・登山口 |
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登山口はまだ薄暗く、雲が低く垂れ籠めている。
利尻岳は標高500mの五合目までは針葉樹林、そこからダケカンバの林になり1000mを超えるとハイマツになる。海に聳えたつ独立峰なので天候の変化をまともに受けるそうだ。八合目まで登ったが風が強く途中で断念して下山したという話を聞き、悪天候にならないよう願いながら歩き始めた。 |
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五合目で朝食のおにぎり一個食べひと休みする。
トイレブースがある六合目を過ぎ樹林帯を抜けるとそこには青空が広がっていた。第二見晴台からは長官山が見え、残りの朝食のおにぎりを頬張るとおなかも満たされ、元気が倍増!!!
雲が下から湧き上がってくる前に山頂に立ちたいとの気持ちが逸り早々に歩き始める。 |
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八合目の長官山から目にする利尻岳山頂 |
長官山からはお花畑の中の登山道。避難小屋が見える。
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やがて九合目に到着。風がなく、雲は眼下に広がり空は真っ青。案内板には「ここからが正念場」と書いてある。見上げると登山道沿いの赤茶けた山肌が痛々しい。やがて、登って行くと急傾斜になった。3歩登っても2歩下がってしまう砂礫・岩礫の登山道だ。 |
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九合目 崩落で痛々しい山肌が見える 8:00
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九合目から上の崩落した斜面をロープを頼りに登る
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見えてきた北峰の山頂神社
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北峰より見る南峰とローソク岩
南峰への登山道はロープが張られ通行止 |
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長官山から山頂まで続くお花畑が見事だ。長い道のりの疲れも吹き飛ぶ。シコタンソウ・シコタンハコベ・バイケイソウ・セリ科の花々・イワギキョウ・エゾツツジ・タカネナデシコ・チシマフウロなどなどが競って咲いている。山頂からは眼下に雲海が360度広がり、普通なら雲海から頭を出した山々が望めるのにここは北海道の北端の島、雲海以外は何も見えない。本州の山とは違ってなんと面白い。 |
山頂神社 8:55 |
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咲いていた花々
山頂でゆっくり休憩。9:45出発!お花畑が続く長官山までは写真を撮りながら下山する。
シュムシュノコギリソウ・ミヤマアズマギク・ミソガワソウ・オオハナウド・・イブキトラノオなどは今が真っ盛り。
シュムシュノコギリソウはピンクの花と白の花があり、変わった名前で忘れない。名前の由来は?何かな。
リシリリンドウは小さくて見逃してしまいそう、リシリオウギはカンチコウゾリナなど大きな花に目がうばわれよく見ないと見過ごしてしまう。
シコタンハコベ・シコタンソウは帰宅してから図鑑を見て利尻岳の固有の花と知った。
山頂下の急斜面に咲く
ボタンキンバイ |
山頂手前に咲く
イブキトラノオ |
咲き残っていた
リシリヒナゲシ |
長官山どオオハナウド咲く
お花畑 |
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長官山までは1時間30分のコースタイム。そこを3時間近くかけて下ってきたけれど、もっと、もっと・・・と去りがたかった。長官山で最後の利尻岳の雄姿を眺めながら昼食を摂る。12:35〜13:05 |
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長官山からは宿の迎えの都合もありひたすら歩いた。歩くのも厭になってきていた時、足元に数輪のイチヤクソウを見つけた。花に元気づけられもうひと頑張り。山の土産に甘露水を汲んで登山口に到着 15:20 |
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登山予備日にしていた翌日はレンタカーで島をぐるりめぐる |
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島の北西と南東では全く天気が違ったのが印象的。鴛泊港は青空。オタトマリ沼、沼浦展望台に近づくにつれガスが蔽ってきて、雨風が強まり、山の姿は全く見えなくなった。沓形までくるとまた、青空が広がっている。もちろん、山頂が雲に覆われているものの利尻岳ははっきり望めた。
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鴛泊→姫沼→オタトマリ沼→南浜湿原→沼浦展望台→沓形→夕日丘展望台→ペシ岬 |
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