1月のミルフォードトラックに咲いていた花を紹介します。

ニュージーランドの花の色は他の国に見られるような鮮やかな色の種類はあまりなく、ほとんどが白と黄色です。白と黄色が多い理由については、昆虫に関係があるとされています。長い舌をもつハチがいなく、チョウも24種類(北アメリカでは700種類)しかいないので、1700種類もいるガが、夕暮れから夜明けに飛び回り多くの花に受粉します。薄暗い中では、白や黄色が最も目立つからなのです。


サザンラータ

ラータ(クリスマスツリー)
マヌカ

TEA TREE(マヌカ)
グリーン・フィディッド・オーキッド

グリーン・フッディッド・オーキッド
コロミコ

コロミコ

花の蜜は鳥の大好物。
グレイドワーフに向かう船の上
から撮影。テ・アナウ湖のほとり
に咲いていました


この花のはちみつは人気!
小さな花で一年中咲く。
ウェットランドに咲いていました

TBSテレビ“不思議発見”の番組
で放送していた花で〜す。受粉
の仕組が変わっています。
1st Dayの森のTrackで撮影。


マオリ人は若葉を下痢や赤痢の
薬として用いていた。
1st Dayのクリントン川の河川敷
で撮影。


プラティア

プラティア
グラスランド・バターカップ

グラスランド・バターカップ
ニュージーランド・ブルーベル

ニュージーランド・ブルーベル
エバーラスティング・デージー

エバーラスティング・デージー

地面に這うように1m位の幅で小
さな白い花がTrackに沿うように
咲いていた。海抜1500mまでの
湿った場所に生息する。
2nd Dayの森の中で撮影。



Trackのあちこちに咲いていま
した。花びらがつやつやと光って
いて、まるでマニキュアを塗って
いるよう***

ポンポローナ・ロッジを出てすぐ
のポンポローナ・クリーク近くで
撮影。


NZの北から南まで標高の高い
場所に咲き、花の咲いている期
間が長いのでエバーラスティング(永
遠に)の名がついた
3rd Day
ジグザグ登山道で撮影。

ウーリー・ヘッド

ウーリー・ヘッド
ハースト・キャロット

ハースト・キャロット
マウントクック リリー

マウント・クック・リリー
マオリ オニオン

マオリ・オニオン

3cm位の大きさで、ウール(毛
玉)のように見えることからこの
名前がついた。

ニンジン(キャロット)と同じ科。
葉がよく似ている。
ジグザグ登山道・マッキノンパス
によく咲いていた

NZで最も有名な花。葉の形が
スイレン(ウォター・リリー)に似
ているので゜リリー゜と呼ばれて
いるがキンポウゲ科で世界で
一番大きく正式名は“ジャイア
ント・バター・カップ”という。
ジグザグ登山道を登りはじめて
最初に出合ったマウントクック・
リリー。


まっすぐに伸びた1本の茎に黄
色い花が穂のように下から順番
に咲く。一箇所に固まって生息。
マッキノンパスの群落はそれは
見事でした。
ラージ・マウンテン・デージー

ラージ・マウンテン・デージー
マウンテン・ヒービー

マウンテン・ヒービー
ホワイト・クッション・デージー

ホワイト・クッション・デージー
タラルア・アイブライト

タラルア・アイブライト

NZのデージー50種類ある中で
一番大きい種類。
高さ60cm 花は5〜12cm

ジグザグ登山道・マッキノン峠で
一面に咲き誇っていました。

ヒービー科の植物は世界に100
種類あり、そのうち90種類がNZ
に生息している。
“ヒービー“は古代ギリシャの若
さを守る女神の名前に由来する


葉の幅は約2mm、長さ4mm程。
花には茎がなく、密集した葉の
中から咲く。海抜1700mまでの
高原に生息する。
マッキノン峠で撮影。

他の植物の根に寄生して、自分
の根はないが、光合成をする。
葉は長さ2〜10mm、花の直径
は10〜15mmと小さい。
コゴメグサ属
日本のコゴメグサに似てますね。
マッキノン峠で撮影。

マウンテン・スノーベリー

マウンテン・スノーベリー
パイナップル・スクラブ

パイナップル・スクラブ


この花の名は?
イエロー・スノー・マーガレット

イエロー・スノー・マーガレット

地に這って絡まり合いながら広
がっていく。マオリ人は葉を湿布
の代わりに使っていた。
マッキノン記念碑からパス・ハッ
トに向かう途中で撮影。

葉はパイナップルの葉によく似
ている。南島のタソック高原によ
く生息している。
12月に白い花が咲く。
パス・ハットに向かう途中で撮影。

ギザギザの葉をもつこの花の
名前は?
どなたか教えてください。
パス・ハットに向かう途中で撮影。

マーガリートにはいくつかの種
類があって、それらが混成して
いて、白から黄色までの様々な
色の花や異なった葉の形になる
写真ような黄色の花が微妙に色
合いが違ってたくさん咲いてい
ました。パス・ハットから下山を
はじめてから少しして撮影。


サウスアイランド・フォックス・グラブ

フォックス・グラブ
フィヨルド・マウンテン・デージー

フィヨルドランド・マウンテン・デイジ
リボンウッド

リボン・ウッド
サウスアイランド・エーデルワイス

サウス・アイランドエーデルワイス

花は一つの茎から輪になってい
くつも咲く。南島の日陰で湿った
場所で見られる。
Trackでよく見かけました。
3〜5輪ほどしか花が開いていな
いのが多く、この花は下山を
はじめてすぐの頃に撮影。


パス・ハットからクインティン
ロッジに向けて下りはじめる。
山の斜面が一面お花畑でした。

NZ原産の12種類しかない落葉
樹の一つで、世界でもNZ南島で
しか見られない。高さ6m。
4th DayのTrackに咲いていた。
やわらかな色といい、花びらの
大きさといい日本の桜に似た花
で、雨の中で心和ませてくれま
した。


マウントックックを眺めて歩いた
フッカーバレーに咲いていました
。白い綿毛をまとってまるで宝石
のよう。


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