当間山(1016m) 残雪のブナの森とイワウチワ
あてまやま
2022年5月10日(火)

連休明けの天候は新潟方面が良さそうなので、少し遠いですが、新潟県十日町市にある当間山に行くことにしました。登山道はほとんどがブナの森の中で、新緑と残雪の根開き、そして、イワウチワが咲いているそうです。残雪のブナの森は初めてなので楽しみです

行動時間 5時間45分
距離 6.9キロ
5/10(火)晴れ 標高
湯沢IC 7:04 -
天文台駐車場 8:30 8:45 600m
一本杉 10:50 -
見晴台 11:10
当間山山頂三角点 11:30 11:40 1016m
見晴台 11:55 12:40
一本杉 12:55 -
天文台駐車場 14:00 14:10 600m
湯沢IC - 15:11
登山道概略図
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関越道の湯沢ICで下り、南魚沼道の駅でコンビニ弁当の朝食を済ませ、当間高原リゾートベルナティオを目指して走ります。そこからは標識の「天文台→」方向に走って駐車場に到着しました。


天文台駐車場 8:45発


登山口目印の鉄塔


鉄塔の先を右に曲がると登山口
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「当間山に入山する際の注意!」の標識を読み歩き出します


山開き前の登山道 倒れた木があって、くぐっていくと


早々にブナ林が始まります


ブナの模様
この模様は地衣類や蘚苔類のコケがついてできるそうで
本来はグレーの木肌なんだって!


みずみずしい緑!


上ばかり見ていたら「イワウチワ咲いているよ」と…


そう、気づかなかった


見上げるとブナの葉っぱが輝いている


日が当たって明るいブナ林


ブナの根開きも進んでいる


グリーンシャワーを浴びて


なんと気持ちが良いのでしょう


雪の上に落ちている茶色いもの、ブナの実はわかるけど…
パラパラしたものはなんだろう?
(鱗片といい、冬芽を寒さや乾燥から守っている芽鱗が役目を終えて落ちたもの)


どこまでもどこまでもブナの森


至るところに咲いているイワウチワ

明るい尾根道に出ました。こんもりしたピークが見えますが…、当間山山頂三角点かな?GPS地図を見たら、まだまだ先でした  この尾根道にはタムシバ、イワナシ、ショウジョウバカマ、ユキツバキが咲いていました。もちろんイワウチワも


ピークは見晴台のよう


青空に映えるタムシバ


タムシバ


何の花を撮っているの?


そう、ショウジョウバカマ


小さな小さなイワナシも…

再びブナ林の中を歩きます


根開き


登っていくと


再び尾根道になり、


この辺りは白っぽいイワウチワが咲いている


ブナの木の根元にも


清楚なイワウチワ


ユキツバキ


陽が高くなり明るくなったブナ林


一本杉に到着 10:50


やっと見えた、あれが当間山


咲き残っていたオオカメノキ


急坂をひと登りして


見晴台に到着 11:10


見晴台から見た当間山山頂、まだまだ先です


一面真っ白な広々としたところに出ました


たっぷりある残雪の上を…歩いて
けっこうキツイ 足にきます。


残雪がまぶしい!


正面の高くなっているところが山頂三角点です。あと少し。

当間山山頂三角点に到着 11:30
山頂はもう少し先ですがここまでとしました。どこからか声が聞こえてきて男性2人が登ってきました。


山頂三角点標識

<当間山山頂三角点からの展望>


左に朝日岳 右に谷川岳


手前の三角の山が岩原スキー場がある飯士山
中央が上越国境の山々


左に巻機山

山頂三角点は虫が多いので見晴台まで戻って、ランチにすることにしました
出合った男性二人もここで一緒にランチです。

<見晴台からの展望>


左に浅草岳、右に八海山


守門岳


中央に米山 右に刈羽黒姫山

昼食を食べ、ゆっくり休んだら、来た道を戻ります。残雪の中をグングン下って行くとなんか変? GPSで確認したら、やっぱり、ルートを外していました。山開き前で看板や赤いテープの目印はなく、それからは気をつけて下りました。


結構下ってきたのでここでひと休み
午後の日差しを受けたブナ林がきれいでした
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鉄塔まで戻ってきました


天文台駐車場着 14:00

残雪の根開き、ブナの実と鱗片、萌黄色のブナの若葉、足元には途切れなく咲いていたイワウチワ。残雪の森の中のトレッキングは、すべて新鮮で楽しく、気持ちよかったです。秋の紅葉もきれいでしょう。また来たいです

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