鶏足山(430m)と焼森山 
2021年11月29日(月)

天気が良いので茨城県城里町と栃木県茂木町の境に位置する標高430mの鶏足山と焼森山へ出かけました。焼森山は関東有数のミツマタの大群生地で3月下旬には黄色い花で染まるそうです。春も楽しそうですね

コースタイム 2時間40分
行動時間 3時間15分
距離 4.5キロ
11/29(月)晴れ 標高
友部IC - 8:25
鶏足山駐車場 8:50 9:10
赤澤富士 9:40 -
鶏足山山頂 10:15 - 430m
見晴台 10:25 10:45
鶏足山山頂 10:55 - 430m
弛み峠 11:05 -
焼森山 11:20 11:50 423m
弛み峠 12:00 -
鶏足山駐車場 12:25 12:40
登山道概略図

常磐道を走り友部ICで下りると鶏足山駐車場まで30分ほどで到着しました。広い駐車場にはすでに何台も駐車しており、さらにつぎつぎと車がやってきました。水戸ナンバーの車が多かったです。駐車場にはトイレがあり新しくてきれいでした


鶏足山駐車場


赤澤富士を見て、茶畑が広がる道を歩き出します 9:10


5分ほどで赤澤富士・鶏足山登山口に到着。
フェンス沿いに進みます


日影の葉っぱに霜がおりていて


道には薄氷が張っていました


登山道は登り始めからいきなり急登
赤澤富士まで登ります


途中、季節を間違えたのか
ツツジが咲いていました


赤い実 何だろう。
ミヤマシキミ?


ムラサキシキブの実も成っていました


赤澤富士(富士ヶ平山)に到着 9:40
「赤澤村(現在の城里町赤沢地区)でも冨士講が行われ、
この赤澤富士山頂で五穀豊穣、家内安全、火臥等を祈願していた」


緩やかになった気持ち良い道を進むと


正面に鶏足山が見えてきました。分岐まで下って行きます。
あら!立ち止まって見上げている。何かな?
キツツキのドラミングが聞こえます。探したけど姿はないから
遠くの音が聞こえてきたのでしょうね!

写真
分岐
左の林道ではなく、標示板の横の斜面を登って行きます
↑ onmouse 


橙色に染まった葉っぱ。何の木かな?


この木はミズナラ?


ウリハダカエデ?


ここから山頂まで急登


登り切ると


ふたたび緩やかな道になりました。きれいだな


色づく木々を楽しんで歩きます


「富士山 ここから」の案内が立っていましたが、残念
見えません。見たつもりで山頂へ向かいます


鶏足山山頂に到着 10:55 


三角点


鶏足山山頂
「見晴台まで行った方がいいよ。行かなきゃもったいない!」と
後から登ってきた男性が教えてくれたので行ってみることにしました。


10分ほどで見晴台に到着
なるほど…。いい景色
また、後から登ってきた2人の男性が見える山々を説明してくれました。
「昨日は富士山が見えたんだよ。風は強かったけどね」
先の男性もそうですが、毎日のように登っているのだそうです。

<見晴台からの展望>


左から日光の山々、高原山、日留賀岳、那須の山々


那須の山々


高原山(釈迦ヶ岳)


日光の山々 左奥に奥白根山、手前左に男体山、右に女峰山

ひとしきり展望を楽しんだら、来た道を戻って焼森山へ向かいます


鶏足山山頂から弛み峠まで下っていきます


途中に真っ赤なモミジの大きな木がありました。


鮮やかです


弛み峠に到着 11:05


硅石山コースへの分岐


残りの紅葉を眺めて歩きます


座禅岩の標識に来ると
この先は行止り。あらら


右手の足元注意と書いてある木の横を通っていくようです


焼森山山頂に到着 11:20

誰もいない静かな山頂で、クリスマスにはちょっと早いけれどシュトレンとコーヒーでひと休みしました


焼森山から見た鶏足山


奥に筑波山も望めました。手前は加波山

休み終えて、さあ下山。弛み峠からファミリーコースを下ります。


下り始めるとすぐ地蔵岩の標識がありました。お地蔵様に見えないね。


植林の杉林をグングン下っていきます


ここが藤井川源流だそうです


小沢の横を歩くようになって


進んで行くと林道に出ました


ここからは林道歩き
見上げると紅葉がまだまだきれいでした


落ち葉で覆われたアスファルトの道を歩いて


駐車場近くの茶畑まで戻ってきました。


駐車場に到着 12:25

鶏足山、初めて聞く山で、標高も430m。さっと登ってさっと下りてこようと思っていましたが、登り出したら、けっこう急登で歩きごたえがありました。見晴台からの眺めがよく、残りの紅葉もきれいで楽しめました。低山だけどこの時期に登るのにいい山でした。下山後、物産センター「山桜」で天ぷらそばを食べ、笠間の町と稲田の採石場を見学して帰宅しました

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