金峰山
きんぷさん
2020年8月11日(火)


連日、猛暑が続いている中、国師ヶ岳に出かけることにしました。せっかくだから、国師ヶ岳と北奥千丈岳だけでなく、19年ぶりの金峰山に足を延ばそうと大弛峠に車中泊して早朝から登ることにしました にっこり


コースタイム 5時間45分
行動時間 6時間20分
 標高差 234m 距離 8.7キロ
8/10(月)晴れ 標高
勝沼IC 19:40 -
大弛峠 21:15 - 2365m
8/11(火)晴れ 標高
大弛峠 - 6:00 2365m
朝日峠 6:35 -
朝日岳 7:20 - 2579m
鉄山分岐 7:50 -
金峰山山頂 8:50 9:50 2599m
鉄山分岐 10:30 -
朝日岳 11:10 - 2579m
朝日峠 11:45 -
大弛峠 12:20 - 2365m
登山道概略図
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夕食を早めに自宅で済ませ、出発です
山の日とあって、中央道・談合坂付近の上り線は車が数珠つなぎでした。明日は大丈夫かな?と思いながら、下り線をスイスイ走って勝沼ICで下車、川上牧丘林道を走って大弛峠へ向かいます。真っ暗な中、慎重に、くねくね、カーブを走らせること1時間ほどで大弛峠に到着。峠の駐車場はすでに多くの車が停まっていました。車を停め、空を見上げると満天の星が瞬いていました


翌朝、5時に起床。外に出ると空は青空 風もなく
楽しい山歩きになりそうです。車の中でおにぎりを食べて出発します。


大弛峠駐車場


大弛峠のトイレ


キャンプサイト
この案内板の左奥に大弛小屋があり、国師ヶ岳の登山口があります


6:00 案内板の向かい側の金峰山登山口を出発します


シラビソの樹林の中を登っていきます


木々の間から金峰山が見えてきました。奥に南アルプスも見えています


緩やかな針葉樹林帯の稜線を登り


少し下ると朝日峠に到着しました 6:35
お父さんと2人の子供たちが元気に先を登っていきます


少し登ると木の間からは富士山がくっきり見えました


朝日峠からの登り。樹林の中を登っていきます


目の前が開けて、岩稜帯の大ナギに到着。大展望が広がります 富士山から南アルプスまでくっきり望め、北に兜岩、その先に川上村を見下ろします。ここから少し登ると朝日岳の山頂です。


大ナギ


左に富士山、毛無山、右に南アルプスの展望


右から北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山、その左に塩見岳

写真
右から荒川岳、赤石岳、聖岳
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北側に兜岩。長野県川上村方向を望みます


昨夜走ってきた川上牧丘林道が通る山並み。長い道のりでした


朝日岳に到着 7:20


目の前に金峰山
左のピークは鉄山。鉄山の北側を巻いて行きます


金峰山のシンボル五丈岩の左に甲斐駒ケ岳と鋸岳


朝日岳直下の急なガレ場を下っていきます


下り切るとすこし開けた場所に出ました。小さな石を積んだケルンらしきものがあり、ここが朝日岳西のコルと思って進むと、その先にアップダウンがあり鞍部に標識がありました。朝日岳西のコルと表示はなく、でも、ベンチもあって、ここがコルでした。


朝日岳西のコルに到着


シラビソ、オオシラビソの樹林の中を登ります


鉄山分岐に到着 7:50
鉄山を巻いていくように登山道がついています


キラキラ木漏れ日を浴びて歩きます
緩やかな道で歩きやすいですがここから距離がありましたよ


オオシラビソ


シラビソ

シラビソは細長い葉がキレイに並び、上から見ると枝がハッキリと見え、
オオシラビソは枝を隠すように葉が密生しているので見分けるそうですよ


樹林帯を抜けてシャクナゲとハイマツの道を登ると金峰山の東肩に到着。金峰山へは直角に左方向に折れて進みます。ここからの展望がまた素晴らしい!八ヶ岳、手前に瑞牆山、小川山、奥に浅間山。振り返れば、甲武信岳、国師ヶ岳、北奥千丈岳、そして、歩いてきた朝日岳が望めます。


景色を楽しんでいる親子
今日は多くの親子連れに出会いました。思わず笑顔になりますね


振り返って、手前に朝日岳、左奥に甲武信岳、右奥に国師ヶ岳、北奥千丈岳、

写真
八ヶ岳と手前に特異な風貌の岩山、瑞牆山
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金峰山から続く稜線の先に小川山 御座山、奥に浅間山


金峰山に向かいます


ハイマツ帯の緩やかな気持ち良い稜線を歩いて行くと岩場になって、積み重なった大きな岩の上を足の置き場に気をつけて歩いて行きます。こけたら大変!


山頂手前の岩場。ホッ!


金峰山山頂に到着 8:50 


三角点


山頂から見た金峰山のシンボルの五丈岩、大きい!


八ヶ岳と瑞牆山


富士山、毛無山、五丈岩、南アルプス


ここでひと休み
この景色をいつまでも眺めていたい
もう一つ国師ヶ岳にも登るのだったっけ。お昼は国師ヶ岳でと大弛峠に戻ります。


来た道を戻ります


下山は岩をくぐって進みます


稜線漫歩


東の肩まで戻ってきました


快適な稜線歩きもこの先まで。右に折れて樹林帯にはいります


太陽が高くなって明るくなった森も気持ちが良い!


鉄山分岐に戻ってきました 10:30


朝日岳西のコル
  ベンチがあって、バイケイソウが数輪咲いていました


バイケイソウ


朝日岳への急坂を喘ぎ喘ぎ登って、振り返り金峰山を見納めて


朝日岳に到着 11:10
休まず先に進んで


大ナギに到着
「富士山が雲に半分隠れちゃってるー」と登ってきた人が残念がっていました。
そう、山は午後になると雲が湧いてくるのですよね


朝日峠まで戻ってきました 11:45


金峰山登山口に到着 12:20


大弛峠駐車場は車であふれかえっていました


大弛峠の標高は2365mで金峰山が2599m。多少アップダウンがあっても、それほど登らなくて大展望が楽しめる山です。でも、体調がすぐれなくて、疲れた顔をしていたみたい。駐車場まで戻ってくると国師ヶ岳はまた来ることにして、今日は帰ろう!と。その言葉にホッと
国師ヶ岳と北奥仙丈ケ岳には登らず、車の中で昼食を済ませ帰路に着きました。勝沼ICで高速に乗ると「渋滞5キロ 55分」の掲示板。あれれ?!談合坂SA手前のトンネルでキャンピングカーの横転事故があったのでした。実際は55分どころか渋滞を抜けるのに1時間30分もかかりました
予定通りにいかなかったけれど、2000mの稜線は快適で、奥秩父の森と大展望が楽しめました。


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