御前山(1405m)
ごぜんやま
2020年6月5日(金)


久しぶりの山歩きは東京の山へ。奥多摩三山(三頭山、大岳山、御前山)のひとつ御前山に出かけました。御前山に登るならカタクリが咲く頃に奥多摩湖からのコースをと思っていましたが、カタクリ探訪はまたの機会にして、今回は足慣らしに標高差が小さい月夜見第2駐車場からのコースを往復してきました


コースタイム 3時間30分
 距離 8.3キロ
6/5(金)晴れ 標高
八王子IC 6:31 -
都民の森P 7:45 8:20
月夜見第2P 8:30 8:40 1089m
小河内峠 9:25 -
惣岳山 10:25 10:30 1348m
御前山山頂 10:50 11:10 1405m
惣岳山 11:25 - 1348m
ソーヤノ丸デッコ 11:35 12:10 1260m
小河内峠 12:45 -
水窪山 13:00 - 1040m
天神山 13:15 - 1045m
月夜見第2P 13:40 13:50 1089m
都民の森 13:57 14:00
八王子IC 15:18 -
登山道概略図
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八王子ICを下り、東京都檜原都民の森へ向かいます。月夜見第2駐車場がある奥多摩周遊道路は旧川野料金所(奥多摩側)と都民の森(檜原側)にゲートが設置され夜間通行止めをしています。朝8時にならないと通行できないので、都民の森駐車場で朝食を摂り、時間調整をして月夜見第2駐車場へ向かいます。



広々とした月夜見第2駐車場 8:40発


ここからスタート


最初は木段を下っていきます


天神山との鞍部までは下りが続きます


日差しを受けて輝く若葉、この季節ならではにっこり


御前山山頂までは天神山、水窪山、ソーヤノ丸デッコとこぶのような小ピークが連なります。稜線を歩いても展望がなさそうと巻き道を辿ります。巻き道は植林と雑木の林が交互に現れます。


整然と並んだ植林の中を・・・


やがて、新緑のやわらかな緑に包まれた道になりました。ポポ、ポポ・・・と聞こえてきます。ツツドリかな?さらに進むとジージージーとエゾハルゼミが鳴く声が森に響きわたり、初夏が来たのを告げています


緑の中にポッと赤い花が・・・
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ヤマツツジが咲いています


小河内峠に到着 9:25
手前の標識から左に下ると奥多摩湖 ベンチの先の標識で右に下ると藤倉バス停


この峠は小河内ダム(昭和32年完成)の底に沈んだ
旧小河内村と檜原村藤倉の集落とをつなぐ道だったそうです


木々の足元にはフタリシズカが咲いています
こんなに群生しているのを見たのは初めてです!
ここだけでなく、他の場所でも、惣岳山の手前でも見られました
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岩場にはたくさんの花が咲いていましたよ


フタリシズカ


フタリシズカ


根っこが張り出した道をまっすぐ登っていきます


暑い日でしたが、風が通りぬけ気持ちが良い


「転落に注意」の表示がありました。


さらに進むと分岐には「よそ見やおしゃべりに注意」の表示が・・・


道幅が狭くなってきたけれど・・・


ポツンポツンとヤマツツジが咲いています
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地図の危険マークの場所かな?! 左側が切れ落ちた登山道


そして、石垣が積まれた道を通っていくと


分岐に出ました
左が歩いてきた巻き道で、右へ進むとソーヤノ丸デッコを通る岩場の道

ソーヤノ丸デッコとは惣岳山の手前にある小ピークで展望が良いところだそうです。下山時に立ち寄ることにして、まっすぐ惣岳山に向かいます。



分岐の先にある大きな岩をよけて登っていくと


惣岳山への最後の登りになりました


短いですが急な斜面です。あとひと頑張り!


1348m惣岳山に到着 10:25
ひと休み

山頂には、先を登っていた男性一人と後から来た女性一人のみ、
広い山頂でもソーシャルディスタンスを意識して離れたベンチに腰かけます。


休憩後、御前山へ。ここからの登山道に春、カタクリが咲くのね。このコースはとても歩きやすい。次回、カタクリを見に来るときも奥多摩湖からでなく、このコースで登ってもいいなと思いながら登りました。


カタクリが咲くという斜面を登り切ると緩やかな登山道になりました
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木々の足元にはコバイケイソウが繁っています。夏の花の時期は楽しみですね


1405m御前山山頂に到着 10:50


登頂の記念写真

山頂からの展望は、あいにく霞んでいるのか雲なのか、残念ながら山が望めませんでした。休んでいると登山者が結構登ってきました。でも、お昼には少し早いので、皆さん、少し休むと出発しているようです。私たちもおやつを食べてひと休みしたら下山します


下山は同じ道を戻りますが、小ピークを辿って行きます。惣岳山から少し先の「巻き道←通行注意→岩場」の分岐を右方向へ進むとソーヤノ丸デッコに着きます。ソーヤノ丸デッコまでは普通の登山道で、危険なのはそれから先の岩場のようです


東京都の設置する指導票(05-340)がありました
ソーヤノ丸デッコに到着 11:35


ここで昼食にします

空気が澄んでいれば、石尾根から雲取山、奥秩父の山、その向こうに富士山が望めるそうですが、真っ白で何も見えません
休憩後は、ここから先の岩場を避け、分岐に戻り巻き道を歩きます。



危険マークのヤセ尾根を通過


日本山岳耐久レース45キロ地点の標識がありました


ミツバツチグリ


ギンリョウソウ


小河内峠まで戻ってきました 12:45


水窪山到着 13:00
分岐からチョッと登ったら水窪山標識があって、拍子抜け


歩き出すとフタリシズカがこんなに咲いていました


気がつかないで通り過ぎてしまいそうな天神山


天神山に到着 13:15


最後の木段を登ると駐車場です


月夜見第2駐車場 13:50


奥多摩周遊道路はバイクや自転車のツーリングスポット
次々と走り抜けていきます


新緑のこの季節、花は少なかったですが、標高差が小さく、歩きやすく、巻き道でも風が通りぬけて気持ち良い一日となりました。カタクリの季節にまた訪れたいです


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