錦秋の会津朝日岳(1624m)
あいづあさひだけ
2020年10月27日(火)

紅葉が真っ盛り、福島県只見町の蒲生岳と会津朝日岳の2座を登ろうと1泊2日の日程で出かけました。西那須野塩原ICで下り、会津に入ると小雨が降ってきました。雨では・・・  蒲生岳に登るのは諦め、田子倉ダムを見て、大塩温泉の大塩天然炭酸水井戸に立ち寄って、早めに宿に入りました。今回のメインは会津朝日岳、明日は予報通り晴れますように!

コースタイム 6時間50分
行動時間 9時間
 距離 11キロ 標高差 1094m
10/27(火)晴れ 標高
赤倉沢登山口 6:10 6:30 530m
三吉ミチギ 7:45 -
人見の松 8:55 -
叶の高手 9:20 9:30 1430m
避難小屋 10:10 - 1360m
会津朝日岳山頂 11:10 12:00 1624m
避難小屋 12:50 - 1360m
叶の高手 13:25 13:30 1430m
人見の松 13:50 -
三吉ミチギ 14:35 14:40
赤倉沢登山口 15:30 - 530m
登山道概略図
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6月はシャクナゲの群生に新緑と残雪のコントラストが美しいそうですが、秋、山々を彩る紅葉も見事だそうです。山頂からの展望、大クロベ、紅葉を楽しみに、登山口から山頂までの標高差1094m、11キロの距離を歩き出します。


赤倉沢登山口駐車場を出発 6:30


駐車場からすぐの橋を渡って行きます。
会津朝日岳の登山道はここからのルート1本のみ。
きついコースだけれど頑張りましょう!


沢沿いに平坦な道を歩き、もう一つ木橋を渡ります。


早朝で日差しがないけれど、左手側斜面の紅葉がとてもきれい!


支沢を一跨ぎ、


今度は赤倉沢を石伝いに渡ります


青空が見えてきました


ここが赤倉沢越かな?水量と流れに勢いがありました。


咲き残っていたエゾアジサイ


三吉ミチギ 水場に到着 7:45

三吉ミチギからはつづら折りの急登が始まります。人見の松まで1時間、ここが最初の頑張りどころ


樹の間からは雲海が広がっているのが見えました


色づく木々のなかを・・・


急な登りが続き、キツイ!息が切れないようにゆっくり登ります。


人見の松に到着 8:55


人見の松

<人見の松からの展望>


 磐梯山、安達太良山、吾妻山の方向


左奥に見える浅草岳と色づく山肌

休憩していたご夫婦と二言三言、言葉を交わして、人見の松を後にします。ここからは展望良い尾根歩きになります。


岩場が現れて、両側にはミヤマナラが


真っ赤に染まって、きれい!


尾根を進むと待望の会津朝日岳が見えてきました
手前のピークは叶の高手


叶の高手に到着 9:20
ここでひと休み

叶の高手から熊の平へは、いったん下ります。少し行くと「朝日岳の大クロベ」が現れて、さらに下ると2ヶ所目の大クロベの木が二本立っています。


会津朝日岳の大クロベ


大クロべの横には倒れた太い枝が・・・、跨いで通ります
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2ヶ所目の大クロベ、二本並んで立っています


大クロベ近くから会津朝日岳が見えました。
ギザギザのどのピークが山頂かな?まだまだ遠い。

熊の平の鞍部に向かい下っていくと登山道はドロドロ、グズグズ、ぬかるんでいて要注意です!


熊の平です。
ここから少し登って避難小屋へ


朝日岳避難小屋に到着 10:10


小屋から山頂までは40分
もうひとガンバリと元気出して歩き出します


登山道の様子が一変して急登になりました。
最後の頑張りどころ
草付きのところはまだよかったけれど、岩場になったら
ロープがあったけれど、踏み跡がバラバラで・・・


登り切って、一番高いところに到着!
ここが山頂?いいえ、違いました


山頂は少し下って回り込んだ先でした

朝日岳山頂に到着 11:10
登りました 小幽沢カッチというのかな?最後の草付きの露岩の登りがきつかったです。2人の男性が休んでいて、私たちと入れ替わりに下って行きました。誰もいない山頂からは360度の展望が広がり、浅草岳、守門岳、魚沼駒ケ岳、中ノ岳、平ヶ岳などが望めました。


会津朝日岳山頂


山頂の山座同定盤


三等三角点

山頂で昼食タイム
食べていると人見の松で休んでいたご夫婦が登ってきました。三角点にこだわって歩いていて、昨日は雨の中、3百名山の荒海山に登ってきたそうです。

<山頂からの展望>


浅草岳と田子倉湖
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守門岳
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雲がかかっていますが、荒沢岳、中ノ岳、魚沼駒ケ岳


奥に至仏山、平ヶ岳、荒沢岳、中ノ岳、魚沼駒ケ岳

休み終え下山を開始 12:00


登りで難所だった岩場を、ロープを使って慎重に下ります


心配したけれど、意外と順調に下ってきました。
ここを乗り切れば・・・
ロープがないので三点支持で下りました。
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山頂直下の岩場ルート


避難小屋に到着 12:50


叶の高手までは登り返します


叶の高手を過ぎると展望が広がり、
何度か立ち止まってきれいな紅葉を楽しみました


三吉ミチギに到着 14:35
おいしい水を飲んでひと休み
ガイドブックの標高は1000m、高度計の標高は900m・・・?


赤倉沢の谷間を覆う紅葉


登山口近くの見納めの紅葉


赤倉沢登山口駐車場に戻ってきました 15:30

三吉ミチギから人見の松までの急登と避難小屋から山頂までの登りがきつかったですが、1094mの標高差を登り切って下りてこられました。登山口からずっと彩る木々の中を歩き、山肌を覆う錦の絨毯はきれいで、錦秋の山歩きを十分楽しめました
帰り道、お土産に買ったキノコでキノコ鍋、とてもおいしかった

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