黒部平の上に広がる錦秋のタンボ平
2019年10月9日(水)


9日・10日は快晴の予報です。先週東北に行ってきたばかりですが、10日は外せない用があるので、かねて計画していた1泊2日のタンボ平の紅葉山行を日帰りで行ってきました にっこり


登山道概略図



前日、夕方自宅を出て、高速道路を走り安曇野ICで下車。安曇野松川道の駅で車中泊しました。道の駅に着いたのは夜9時前だったですが、多くの車が停まっていて驚きました。今回は高速道路のサービスエリアと違い大型車のエンジン音がしなかったのでよく眠れました。扇沢の始発のバスは7:30。道の駅を6:10に出発し扇沢に向かいます


コースタイム 4時間
 距離 5.6キロ
10/9(水)晴れ 標高
扇沢駐車場 7:10 7:35
扇沢 - 8:00
黒部ダム 8:15 8:30 1470m
黒部平 8:35 - 1828m
東一ノ越・雷殿分岐 11:40 12:40 2381m
黒部平 15:00 15:20 1828m
黒部ダム 15:25 16:05
扇沢 16:17 -
扇沢駐車場 16:25 16:35


市営の無料駐車場はいっぱい、
何とか駐車できました


扇沢駅


電気バスに乗って黒部ダムへ
黒部ダム駅到着 8:15
2018年まではトロリーバスでした



駅の通路を抜けて黒部ダムに到着


黒部ダムの観光放水


黒部湖の南に聳える赤牛岳と水晶岳を眺めながら


堰堤を歩いてケーブル乗り場の黒部湖駅へ向かいます


ケーブルカーに乗り継いで黒部平へ(所要時間5分)


黒部平に到着 8:35


黒部平園地前に広がる景色
↑ onmouse 
大観峰~黒部平の斜面に広がるタンボ平はいい感じの紅葉に見えます


真上にロープウェイ!


ロープウェイを見送って、東一ノ越まで歩き始めます
ナナカマドが真っ赤です!!


南斜面も錦繍の絨毯のように色鮮やかです
↑ onmouse 


色づく木々の中を縫って行きます


ミネカエデがきれい!


日ざしを受けて輝く 赤い葉!黄色い葉!


ガレ場の沢を横切っていきます
↑ onmouse 


横の斜面の紅葉が見事です


小さな梯子を登ったすぐ先に


下りの梯子がありました。一部朽ちていたので慎重に!


梯子を下りて、振り返って見たらなんとスリリングな所でした!


目の前には赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳が聳えています


登っていくと唐松岳、五竜岳、鹿島槍も見えてきました


もう一度、カラ沢を横切って・・・


なんときれいなのでしょう!
色づく木々の中を登っていきます


だいぶ登ってきました。大観峰が目の高さ近くになりました


タンボ平の上部の紅葉。稜線まで登ると東一ノ越


ここまで休まず登ってきました


見上げると東一ノ越まではもう少しありそう。おなかが空いたので平らな岩の上でおやつタイムにしました。 休んでいると結構、登山者が下ってきます。 「東一ノ越はここからどのくらいですか?紅葉した木々の上あたりですか?」と訊ねると「はいそうです」の返事。休憩後「もう少しね!」と登り出しますが、東一ノ越の道標がなかなか現れません


東一ノ越を目指して登っていくと


左に直角に曲がるところに倒れた道標がありました
← 東一ノ越 0.4km 黒部平 2.4km →


YAMAPの地図で◎が付いた位置がちょうどこの場所だったので、東一ノ越の表示板がないのはおかしいと思いながらも、昔、ここから雷殿まで道が延びていたので、右方向の登山道上に東一ノ越があると勝手に勘違いしてしまいました。実際は稜線まで0.4km登った所が東一ノ越でした
景色も良いし、ここで昼食にしました   


後立山連峰
天狗ノ頭、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳
↑ onmouse 


目の前に広がる後立山連峰を眺めていたら、ずっと以前に針ノ木岳から鹿島槍ヶ岳まで縦走したことを懐かしく思い出しました。名残惜しいですが来た道を戻ります。黒部平から前後しながら歩いてきた男性は室堂に向かっていきました。お気をつけて!


この道を登っていくと一ノ越
私たちは左へ来た道を戻ります


おやつタイムにした辺りまで下ってきました


振り返ると午後の日差しは更にきれい!!


ダケカンバも輝いています!


唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、左奥にちょこっと天狗ノ頭


赤沢岳


スバリ岳と針ノ木岳


黒部平に近づいてきて、タンボ平山行もそろそろおしまい


ミネカエデ
名のとおり高山の尾根などに生えるカエデ
紅葉はふつう黄色。森林限界付近によく見られ、
ダケカンバやナナカマド類とともに高山の秋を彩る


ハウチワカエデ
寒い地方のブナ林に生える代表的なカエデで
大きくて丸い葉をうちわにたとえたことが名の由来
真っ赤に紅葉するものが多い


黒部湖へ下る分岐まで戻ってきました


西日を受けて輝くダケカンバの林の中を登っていくと


黒部平に到着。無事に戻ってきました


ケーブルカー乗り場は外国人の団体で混雑していました。平日でよかった ケーブルカーは20分待ち、電気バスは40分待ちで乗れました。


扇沢駅に到着


市営無料駐車場


市営駐車場の横にサルの群れがいました
人慣れしたものですね


タンボ平の紅葉 と針ノ木岳から唐松岳までの展望は想像以上ですばらしかったです。
日帰り山行に替えたので弥陀ヶ原方面へ行けなかったのは残念でしたが、のんびり紅葉を眺めながら歩けて楽しかったです


ホームへ戻る 山歩き一覧へ戻る

Copyright(C) M&Rの山歩き!