
スノーパーク尾瀬戸倉
鳩待峠・至仏山登山口
のち

スノーパーク尾瀬戸倉
鳩待峠・至仏山登山口
ジグザグの道を登り、1867mのピークを巻いて木道を進みます。
ここが原見岩?

尾瀬ヶ原の展望が楽しめるところだそうですが、
残念ながら、白いガスで周りは何も見えません。

オヤマ沢
オヤマ沢の水場
ポツポツと雨が降ってきました。
周囲の人たちと顔見合わせて「合羽を着れば暑いし~」。
。 困ったわ
雨はたいしこことなさそうだから、行けるところまで行きましょう・・・

霞むオヤマ沢田代 ↑ onmouse 
湿原にはイワイチョウ・コイワカガミ・・・が咲いていました。
湿原を過ぎると笠ヶ岳の分岐がありました。分岐をまっすぐ行けば至仏山。笠ヶ岳へは左へ。「お気をつけて!」ここで至仏山へ行く皆さんとあいさつを交わして、緩やかに下っていきます。悪沢岳の標識を過ぎて進むとクサリ場が現れました。ちょっとスリリング 

このところの雨で登山道は泥濘んでいます。倒木もあり、またいだり、くぐり抜けたりして通り過ぎます。自然のままの登山道はいいですね。分岐からは、笠ヶ岳へ向かう人は少なく静かな山歩きとなりました。

針葉樹林の尾根を緩やかに下っていきます。

何か所も倒木が・・・。くぐって、跨いで進みます
↑ onmouse 
笠ヶ岳山頂直下で出会った若い3人。チェーンソーを背負っていましたよ。
登山道を整備してくれていたのですね。帰り道はこの通り、跨ぐことなく、スイスイ歩けました。感謝です。

最低鞍部
小笠肩

ササ生い茂る気持ち良い道
うっすら山が見えます。
晴れていれば視界が広がる稜線上の道も真っ白、笠ヶ岳は姿を見せてくれません。でも、小笠の山頂を巻く登山道は草原状のお花畑が広がり、たくさんの花々が咲き乱れ、目を楽しませてくれました。

ハクサンイチゲ咲くお花畑を登ります。

コバイケイソウも今年は当たり年とか、賑やかに咲いています。

東側を巻いて緩やかに登る登山道

斜面一面にニッコウキスゲが揺れています
小笠の肩から笠ヶ岳の南側の肩まで広がるお花畑には
たくさんの種類の花が咲いていました。

他にもハクサンチドリ・イブキジャコウソウ・エゾシオガマ・チングルマが咲いていましたよ。

笠ヶ岳南肩の分岐

分岐から笠ヶ岳を見上げます。

山頂へ。
至仏山と同じに蛇紋岩で成り立っていてとても滑りやすい。足元に気をつけて登ります。
<蛇紋岩の岩の間に咲く花たち>

ジョウシュウアズマギク、ホソバヒナウスユキソウはもちろん、
他にもカトウハコベ、キンロバイ、ネバリノギラン、コメツツジ、シュロソウなどが咲いていました。
15分ほどで笠ヶ岳山頂に到着。
真っ白で何も見えません。
風もあったので、南肩まで下りて昼食にしました。
分岐で大阪から来た男性と出会い、
ゆっくりおしゃべりしながら昼食をとっていると
雲が高く、空が明るくなり、青空も見えはじめました。


片藤沼

小笠と至仏山を望み、お花畑の道をオヤマ沢田代に向かい戻ります。
↑ onmouse
小笠の山頂を巻く登山道

小笠が近づいてきました。

振り返ると笠ヶ岳が大きく見えました。三角錐で形良い。

小笠の肩に到着。登山道の先には笠ヶ岳が・・・。
登りでは何も見えなかった。景色が見えると100倍楽しい!ですね。

登山道のタテヤマリンドウ

朝のタテヤマリンドウ。まだ蕾。

クモマニガナとタテヤマリンドウ
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クサリ場を登って振り返って見た笠ヶ岳。

赤城山・上州武尊岳・笠ヶ岳

日光白根山方向の展望

<笠ヶ岳分岐までに咲いていた花>

笠ヶ岳分岐に到着。時計を見ると、
乗り合いバスの最終までには間に合いそうと急いで小至仏山まで行ってみることにしました。

分岐を進むと木道の先に小至仏山が聳えていました。

少し登って展望所に到着。絶景ポイント、燧ケ岳と尾瀬ヶ原を見下ろします。
さすが、展望所は人であふれ、登山道も人がいっぱいでした。
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振り向くと鳩待峠が見えました

シナノキンバイ
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サア!もう一頑張り

整備された木の階段を登っていくとお花畑が広がっていて、
チングルマや至仏山特有のオゼソウが咲いていました。

振り返るってみる景色

小至仏山山頂はもうすぐ。

小至仏山山頂

ホソバヒナウスユキソウ
ホソバヒナウスユキソウ

山頂から望む至仏山
今日はここまで。さあ、乗り合いバスの最終に間に合うように下りましょう