梅の花咲く幕山公園から幕山(625m)、南郷山(610m)へ
2013年3月8日(金)
新宿 → 小田原 → 湯河原 → バス(10:05発) → 幕山公園(10:20着) → 休憩舎(11:20~11:33) → 幕山山頂(12:00~12:50) → 自鑑水(13:10) → 南郷山山頂(13:30) → 五郎神社(鍛冶屋) → 森下公園前バス停(14:43着) → 湯河原
このところの暖かさに誘われてムズムズしてきました。
今年は開花が遅れていて、今が7分咲き。
湯河原梅林は4000本の梅が咲き競います
さあ、観梅ハイキングに出かけましょう!
今回は新宿から小田急線、東海道線と乗り継いで湯河原へ。湯河原から幕山公園までのバスは時刻表では1時間に3本でしたが、臨時便が出ており時間を気にしなくても良かったです。
風が強く、春霞がかかって初島や大島は見えませんでしたが、青空が広がり、眼下に真鶴半島を望み、春を体いっぱい感じてきました。帰りは五郎神社を過ぎバス通りへ出て森下公園前バス停から乗りました。
麓に広がる梅林と幕山
幕山登山口から遊歩道を歩き出す。
紅梅、白梅が並んで咲いています。
日差しがやわらかく輝いていたので
山を背景に写してみました
白梅の競演
赤、白、ピンクの花が咲き競う
八重咲きのピンクの花
大きな岩の上に枝を広げる白梅
梅の花に目が奪われていると岩に張り付く人の姿が目に入ってきました。ロッククライミングを楽しむ人たちで、ここは有名らしい。山と渓谷社のサイトには「伊豆という場所柄もあり、暖かなエリアとして関東クライマーの冬の定番となっている。晴れた冬の週末などは、人気ルートは順番待ちとなるほどである」と掲載されていました。
幕岩
↑ onmouse ロッククライミングをしている人の写真に替わります
幕岩の下の斜面に広がる梅林
そろそろ登山口から30分にある休憩舎に着くはずだが・・・あっちでパチリ、こっちでもパチリしているから一向に前に進みません。風もだんだん強くなってきて、小腹もすいてきた頃、休憩舎に着きました。
のどを潤し、ソイジョイを口にほおりこんで
さあ、ここから山頂までは40分。ひと頑張りしましょう。
道は登山道らしくなってきました。
あっ!スミレが・・・
春ですね!
クサイチゴも・・・
イチゴの蜜は甘いのかしら?蟻さんがいっぱい
幕山山頂に到着
山頂は広々として心地よい草原が広がっていました。
東に房総、西に伊豆半島の大展望のはずが・・・
風を避け、小田原で買ってきたお弁当を広げて食べました。カヤトが広がる山頂でこの強風、幕山公園は火気禁止と立て看板があるのもうなづけます。
鯛めし
小鯵の押し寿司
充分休んでから、南郷山へ向かう。
カヤトが広がる気持ちよい道を歩き出す。
やがて、箱根竹の繁る道になり、白銀林道を突っ切って行くと自鑑水に出る。
自鑑水(じがんすい)
源頼朝が石橋山の合戦に敗れ、水面に映る自分のあわれな姿を見て、
自害しようとしたのを
湯河原の豪族 土肥実平に引き止められたところといわれ、自害水ともいう。
南郷山山頂
眼下に広がる真鶴半島
山頂をあとに五郎神社方向に下ると目に飛び込んできたのが真鶴半島。
海に向かって真直ぐ下る感じ、なんとも爽快だ。
爽快な下りもまもなく箱根竹繁る道になり、ゴルフ場の脇に出ます。ゴルフ場にそってぐんぐん下ると、やがて道路は舗装された道になり、景色はミカン畑になっても、舗装された道が続き長くて疲れました。
ミカン畑の向こうに湯河原の町を一望する
↑ onmouse ミカンの写真に替わります
農家の庭先に咲いていた河津桜
森下公園前バス停
バスは待つことなくグッドタイミングで来ました。湯河原駅での電車も本数が多くすぐ乗れました。帰宅してテレビをつけると、強風が吹き荒れ、煙霧で霞む様子をニュースが伝えていましたが、風は強かったですが、箱根竹繁る道が多かったので強い風をまともに受けずに歩けて良かったです。
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