二子山(1166m)
2013年4月26日(金)


練馬IC → 花園IC → 二子山登山口(7:35着 8:00発) → 股峠(9:10着) → 東岳展望台(9:25~9:40) → 股峠(9:50) → 西岳山頂(10:30~11:00) → 魚尾道峠(11:50) → 二子山登山口(12:40)


連休前日の26日、秩父の二子山に行ってきた。 ガイドブックに「二子山は関東百名山。石灰岩の岩峰で、切れ落ちた岩稜上を歩くスリルと360度の大展望は、充実感満点の1日を約束する」と書いてあったが、その通り、岩場歩きはとても楽しい1日だった。にっこり
高速道を下りて登山口に向かう。車窓から見える山々は濃い緑、きみどり、さみどり・・・微妙に違ったトーンのやわらかなパステルカラーに彩られていた。


車は登山口に近い道路端に止める。
そばにきれいなバイオトイレがあった。
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左手の登山口から登っていく(8:00)
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歩き出しは杉林。スミレが顔を覗かせる。春はスミレの季節ですね。
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木洩れ日があたり緑がきれい!気がつくと杉林から雑木林に変っている。
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正面に二子山を眺めながら、落ち葉積もるふわふわの道を登る。
やわらかな緑がここちよい
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杉林の沢沿いにはニリンソウ、チゴユリ、ヒトリシズカ、イカリソウ、エイザンスミレ、ヒゲネワチガイソウが咲いていた。そうそうヒゲネワチガイソウは赤城山東麓の栗生山で見かけて以来だ。あの時も杉林の中で咲いていたっけ。典型的な葉のエイザンスミレと葉っぱが深く切れ込んでいるエイザンスミレ。違う花に見えてしまうのがおもしろい。スミレの図鑑を見るのだけれど・・・なかなか、咲いているスミレの名前を特定できない。
ニリンソウはだいぶ登ってから群生していた。
こんな高いところにも咲くのねにっこり新発見!


チゴユリ と イカリソウ
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ヒトリシズカ と ヒゲネワチガイソウ

エイザンスミレ
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ヤマブキ
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ニリンソウ
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花を楽しんでいるうちに股峠に到着。右に東岳、左に西岳。正面に注意喚起の案内板があった。
「股峠より西岳山頂へ到るコースは昨年来、転落や滑落による事故が発生しています。岩場の連結するコースは特に滑りやすく危険です。慎重に行動してください。危険を感じたら引き返す勇気を!」と書かれている。
東岳に向かう。最初の鎖場で足場になるように打ち込まれている金具に足が届かない。カメラもぶら下げていたのもあったろうが、ここで東岳へ向かうのはあきらめエーン、エーン撤退。引き返す。
手前の展望台からは二子山山頂の西岳が目の前にでんとそびえ、両神山も望めた。
足元にはフデリンドウの花もにっこり
股峠に戻り、西岳へ。もちろん一般コースで山頂へ登る。下ってきた男性から「鎖場が二ヶ所あるけれど大丈夫だよ」と聞く。急な登りだけれどなんなく西岳山頂にたどり着けた。


股峠(9:10) と 引き返した東岳最初の鎖場
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展望台から西岳を見る。左奥には両神山
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フデリンドウ
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西岳山頂(10:30)
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西岳山頂からこれから下る方向を望む。これは手ごわそう。岩がごつごつしている。
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岩場に一歩を踏み出す。慎重に、慎重に。なんとへっぴり腰だ。でも、なんだかワクワクする。
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振り返ると西岳の山頂に立っている人が見えた。 見ていると西岳から岩稜を下ってくる。
赤いザックがよく目立つ。股峠でお会いしたご夫婦のよう。
私たちもこの急な岩場を下ってきたのねキャー、どきどき
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岩場は続く。眺めていないで天気が崩れないうちに先を急ごう。
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岩稜帯を振り返って見る。あのゴリラの背のようなごつごつした岩の上を歩いてきたんだ。すごいな。
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奥に白く見えるのは採石場。
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ここが最後の鎖場。
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魚尾道峠(よのみちとうげ)から振り返って二子山を見る。左が西岳、右が東岳。
ここからは植林された道を下る。鹿避け?に張られたネットのゲートを通って登山口へ下った。
秋は紅葉がきっときれいだろうな!
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昼過ぎには登山口へ到着(12:40)。二子山はスリリングで楽しい山だった。
明日からはゴールデンウイーク。思い出したように空を泳ぐこいのぼりが見たくなって記憶を頼りに車を走らせた。何年前だったろうか?三つ岩岳にアカヤシオを見に行った帰りにこいのぼりが泳いでいたのを見たっけ。たしかこっちだったような。志賀坂峠を左に折れて上野村へ。吊橋までやってきたけれどこいのぼりは泳いでいない。きっと右に折れた神流町だったのよと・・・道の駅で聞いたらやっぱり神流町だった。上野村の吊橋と神流町のこいのぼりを見て帰路に着いたウインク

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